ミスタくんとこの素材屋から借りたミスチル君画像。
ふりーでゆるゆるなところが素敵ing。


2004年 8月25日(水)

広島グリーンアリーナ2日目

* 当然ネタバレしています。「DVD発売まで見たくない」という奇特な貴方は見ないほうがよろし。 





 0 オープニング

 四面のスクリーンにチケットを拾う少年の姿が映し出されるアニメーション。
 セットの後部より桜井さんたちがてくてく歩いてくる。大歓声。なんか今までのツアーより親密な雰囲気が流れる。

 1 終わりなき旅

 ぐぅぉぉぉおお。鳥肌が立った。思わず、曲終了後にTAXくんに「鳥肌!鳥肌!」とアピールしたくらい、6分間ずぅぅうううううーーーーーーーっと鳥肌が立っていた。(えーっと今回、TAXくんと一緒に見ましたとさ)
 いまさらだけど、この歌が一曲目ってすごいことだよね。意表をつかれた。

 2 光の射す方へ

 ! どんどんどんどん! ナカケーベースが響き渡る。この歌はイントロで分かるぜ! 「帰りたーい」の部分、裏声を使う桜井さん。かっこいぃぃ。
 光の射す方へぇぇえーで両手を突き出し、叫ぶ。そのとき、POPSAURUSのときの花火を(光の射す方へぇええー♪のとき、どーんと花火が上がった)思い出し、鼻がつーんと痛くなるくらい切なくなる。

 3 パドル!

 「行こうぜ!」「序章です!」はみんなで叫ぶところだぜ。「かも! でも! 明日へと!」も叫んだ。パドルはあのアルバムでも最も好きな歌なんだけど、
 桜井さん走りまわる! ギャー! 今回は左右のせり出しがシンプルな階段になっていてスタンドや後方の席の人たちのほうが近い印象。しかし、この歌はかっこいい。しかし広島公演では横浜その他であった、パドリング音頭(桜井さんがクロールで泳ぐまねをしながら走る)は見れなかった、残念。

 4 イノセントワールド

 「10年前に発表した歌です!」僕一瞬、君がいた夏かと思ったけど、そういえばもうイノセントワールドが発表されたのは10年も前なんだ。切ない。
 「よかったらみんな歌ってください!」そりゃ歌うさ。2ちゃんねる邦楽板で「歌ってくれって言ったって歌詞わかんねーんだよ」なんて言っていたボケがいたけど、そんなヤツはコンサート行くなよな、ほんと。一字一句間違えるはずがない、イノセントはいつまでもミスチルにとっても僕等にとっても特別な歌なんだ。

 MC

 「このセットリストで演奏するのも今回が最後です」どうやら、広島は他の公演よりもMCを中断するような野次など少ないらしく、桜井さんはスーパーご機嫌。(だったらしい)
 骨折した人(三角巾で腕を吊っていた人)に「なんで骨折したの?」なんて話かける場面も。(桜井さんが客いじるなんて珍しい!)でもその骨折した人はせっかくおいしいのに「なんて折ったの?」と桜井さんに問われて「骨折しました」なんて中途半端なお答えを。残念。隣に彼女がいて、桜井さんはそれを見て「かわいい彼女に介護してもらいなさい」と。
 しかし、この客いじりで、ステージと客席がぐっと近づいた感覚が。
 
 「歌詞を書いてるときは、頭の中が十代しゃべり場のような感じになる」と桜井さん。でもしゃべり場の話をしていたはずなのに、いつの間にか話はおかしな方向に「恋って切なさの麻薬だよね・・・セツナサマヤク、セツナサマヤク・・・何かに似てるな・・・テクマクマヤコン・・・テクマクマヤコン、恋は魔法だ」なんだこりゃ。

 5 花言葉

 「恋の歌を何曲か聴いてください」のあとに浦・海坊主・神キーボードさんのイントロ。
 「ぎゃー!」という大歓声。やっぱりこの歌、シフクアルバム内でもすごい人気高いんだろうなぁ。僕も好きです。花言葉。

 6 抱きしめたい

 「でぇーん」というベースとキーボードの独特なイントロで黄色い歓声が。イントロからサビまでの流れはさすが。
 とにかく今日はナカケーのベースの印象がすごいような気がする。

 7 口笛

 あーーーーーー。桜井ギターのみで歌われた一番。しびれるぜ。「遠ーく永久に祈るように祈るように遠ーく↑」(にっこり)すげえ笑顔。婦女子、奥様方は失禁してるんじゃないのか、と思う。さっこちゃん換えのパンツ持って来てるんかいな、と思う。
 二番からキーボードと田原ギターが重なる。あらためて思うけど、健ちゃん細い。
 桜井さんが口笛を吹く! うまい! みんな静かにびっくりしながら、サク生口笛に聞き惚れる。

 8 PINK

 スクリーンに映し出されるアニメーションと、照明演出が白眉だった歌。シフクアルバムで何気なしに聴いていたけど、こんなに心に響く歌だったとは! 特にサビの声の伸びが素敵。密かにサニーのコーラスもこのサビの素敵さの一因なんだろう。

 9 血の管

 「ひょっとして演奏されないのでは・・・」と僕が常々思っていた楽曲。この歌は野外には向かないかもしれないが、この歌はホールツアーによく似合う。桜井さんの伸びる裏声が反響してそれはもうすさまじい`逆’阿鼻叫喚状態でしたわ。
 曲終了に合わせスクリーンには心臓のCGが、それがドクドクと心音を立てて脈打ち始める。

 10 掌

 脈動はそのまま、あの有名なイントロに。掌だ。Qツアーの「友コー」のようなメッセージ性の高いアレンジがされていたし、スクリーンの黒い平板のような黒い人間も迫力があった。
 「それぞれが夢見てることー それぞれが暮らしていきたい場所ー♪ ひとりづつ・・・それぞれのひとつづつのONEー♪ ひとつにならなくていいよ」というような歌詞アレンジだった。
 スクリーンには桜井さんとサニーが大写し。サニー見せ場だ。コーラスうまいな、サニー。「何を信じようといいよー♪」「ひとつにならなくていいよ」そして、「それで素晴らしい」で暗転。
 かっこいい。素晴らしい。

 11 ニシエヒガシエ

 ニュース映像がスクリーンに流される。誰もが知っているこのギターのイントロ。ニシエヒガシエだ。
 スクリーンにテレビの前で椅子に座ってテレビを食い入るように見ている桜井さんが映し出される。桜井さんは無表情のまま揺れるような不安げな声で歌い始める。テレビはニュース映像をツギハギしたような画が流れている。しかしアレンジがさらにかっこよくなっている。
 横浜初日では石膏の仮面、マントで歌っていたらしいが。
 二番からいつものロックアレンジに。
 走り回る桜井さん。会場に火がついた。もちろん僕とTAXくんは拳を振り上げる。(拳を振り上げるいきさつについてはまた今度)
 知らなきゃよかった、ニシエヒガシエ! とサブリミナルのように赤い文字がスクリーンに。すげえ熱いぜ。
 そして曲終了後画面に「目を閉じろ」と黒地に白文字。僕なんか素直に目を閉じたもの。
 素直って素晴らしい。

 12 イメージ

 「目を閉じろ」はこういうことだったのか! と素直に反応した僕。嫌なニュースや心が暗くなる話題に振り回されるのではなく、目を閉じてイメージを膨らましてただ目の前のことを愛して過ごすのもいいことだよ、素敵なメッセージじゃぁ、ありませんか。
 聴きながら、「なんだいつも俺がもしぼくで言っていることじゃねーか、と性懲りもなく思ったけど、イメージもニシエヒガシエも僕がもしぼくを開く遙か前の歌だった。なんだミスチルの影響だったんだ、と5分少々長考していました。

 13 蘇生

 不覚にもこの曲で泣いてしまった。「泣く」と書くのは涙がにじむ状態も含まれるんだろうけど、そりゃもうぼろぼろぼろぼろ涙が出てきちゃったわさ。えーん。「なんだこりゃ」って自分が突っ込むくらい。
 そんなに印象に残るような歌ではなかったんだけど、きっとアルバム、ワンダ発売前後は僕が個人的に仕事を辞めた時期。僕はその当時起こったゴタゴタを「へんっ」と鼻で笑ってたけど、きっと傷ついてたんだろうなぁ。どこかで僕は「あんまりワンダは好きじゃない」と書いたけど、きっとこのゴタゴタを思い出すのが嫌だったのかもなぁ、と思っていた。
 TAXくんに気付かれないようにこっそりタオルで汗を拭く振りをして感傷に浸ってたよ。 ♪何度でも何度でもー僕は生まれ変わって行けるー♪ って歌詞は反則だぜ、ほんと。
 うおーおーおーとみんなで歌うところもグッと来た。
 家に帰ってワンダを聴き直してみよう、と心に誓った一曲。

 14 ユースフルデイズ

 変わって爽やかなイントロということでは「イノセント」とタメをはる楽曲、ユースフルデイズ。
 桜井さんが元気に飛び跳ねる。会場も盛り上がる。僕もさっきまでの気分が晴れていくのが分かる。

 15 くるみ
 
 ここで来るか! くるみ! 「今の僕はどう見えるの♪」で一瞬タメ。手拍子は例の「ぱん、ぱぱん」だったけど、もうこの際、気にしないぜ。
 今考えると、ニシエヒガシエから一転、再生系の歌が続く。確かに、このくらい連発しないとニシエヒガシエの印象ってライブから消えないよな、と思った。それだけ楽曲の力が強いってことだろう。
 くるみや蘇生でさらに光るニシエヒガシエ。これからも新たなアレンジ楽しみにしてますってとこで、次の曲は・・・

 16 天上バス

 「良い歌だ!」と初聴き以降思っていたけど、ここまでライブで映える歌だとは!
 JENのドラムがすごい! 僕は気付かなかったけど、どこかでJENのスティックがボキリと折れたらしい。それでもJENは折れたスティックのままドラムを叩き続け、スティックの破片をまき散らしながら、プレイしたらしい。かっっけーーー!

 17 HERO

 言わずと知れたHERO。裏声がスーパー素敵。僕の個人的に好きな箇所なんだけど「ちっとも謎めいてないし今更もう秘密はない」のとこは相変わらずグッときた。
 これにて一部終了。メンバーみんな引き上げる。

 そしてアンコール一曲目。いつも思うんだけど、アンコールの手拍子が「ぱらぱらぱらぱら」から「シャンシャンシャンシャン・・・」といきなりある瞬間にそろうのが不思議だ。まるで「アンコールの手拍子を揃える会」が存在して会長が「今だ!」と手拍子をどこかで調整しているとしか思えない。そんな妄想はおいといて。

 18 ミラー

 「近くの商店街にメンバーが来たと思って聴いてね」。そういえばメンバー4人さっきより近づいている。
 しかし、ここでの見所は「田原くん鉄琴演奏」だ!
 僕は最初、サニーが叩いているのかと思ったけど、あれ? サニーが二人いる・・?? あ! 健ちゃんだ! と気付くのに時間がかかった。
 鉄琴演奏は初めてじゃなく、リグレスオアプログレスで演奏したことがあるらしいんだけど、そんなことじゃなく、会場は一気に暖かい雰囲気に。健ちゃんって不思議な魅力があるなぁ。心ないいくつかの会場では田原くんがアップになるにつれ、爆笑が起こった、という話もあるらしいが、そんなことやってると、健ちゃん第二の人格、人生相談で田原地蔵に復讐されますよ、ほんと。
 でも僕も「うわー! はじめてのお使いを見てるみたいな気分だ!」とTAXくんに言って笑ってました。ごめん。でもライブ中で最も手に汗握ったのはココ。心の中で「間違えるな、とちるな、失敗するな、がんばれ・・・」と本気で念じてたもの。気付くと。
 そんな田原くんの懸命ながんばりをよそに、桜井さんとJENは両手を上に振り上げガッツポーズをはじめる。(← 一番ひどい)「いえい!いえい!いえい!いえい!」と大合唱。会場がひとつになって手を振り上げ健ちゃんにエールを! 桜井さんは「やりすぎたなぁ」とちょっぴり反省して、「まぁ、まぁそこまで」って静止。広島はお行儀がいいのですぐさま静まる。
 んだけど、僕は一人で健ちゃんのがんばりに大興奮してたので、静まりきったときに「健ちゃぁぁーーーん!」と絶叫してしまった。
 みんなすまん。あの空気読めてないかけ声は僕です。あーあ。

 19 タガタメ

 メンバー紹介。ナカケーの紹介時に「誕生日おめでとー」と、かけ声。桜井さんも「おめでとう」と。だけど、ナカケーが一言「・・・明日です・・・」。会場爆笑。そーだよ、明日だよ、ほんと。
 楽曲はタガタメ。盛りだくさんだ。
 心にぐっと響く歌詞、曲、アレンジ。大ホールにぴったりだ。タダタダダキアッテ、カタタタキダキアッテ・・・のところは自然に脳内で漢字に置き換える。アンコールに相応しい一曲だと思う。
 そして楽曲終了後、スクリーンにオープニングで流れたアニメの続きが。チケットを拾う少年、見上げるとそこにはバスが。少年は乗り込む。どこへ??? というところで、この歌のイントロ。

 20 サイン

 言わずと知れた最新シングル。サイン。お腹いっぱいです。あらためて優しい歌だなぁ、と思う。
 そして、場内は明るくなり、桜井さんが「どうもありがとー!」と。最後にメンバー紹介を。JENはマイクの前であの山田兄弟の「手品ーにゃ」をやっていた。会場爆笑。
 ここでメンバー全員、右に左にあいさつに回る。なんだか名残惜しそうだ。バックミュージックは「言わせてみてぇもんだ」。嗚呼、これ聴きたかったなぁ、と呟く。でもこれにてツアーは終了。いつもはここで「ああ、名残おしいなぁ」と僕も思うんだけど、この日は違った。
 一刻も早く、こんな気持ちになったぞ、こんなところがよかったよ、とみんなに話したくてしょうがない気持ちになっていた。
 それはもう、感動した。もう、何度目かのミスチルなのに、いつもはじめてのような感覚がする、あらためて、ミスチル好きだぁぁああ! と思った。

 そしてTAXくんと歩きながら、「次のアルバムまだかな」なんて強欲なひとりのミスチルファンに、僕は戻った。





次のツアーを楽しみに
戻る?