20. これで最後か、貴陽の旅

                                       2009年10月の旅

 恒例のファミリー旅行も去年で10年。
十年一昔というけれど、私にとってこれほど長く辛かったことはない。
お舅さんもお姑さんも、そして私も女房も、みんな老けて年取った。
ここらが潮時、あきらめ時、区切りのよいところで打ち止め解散にしませんか?
いやいや、私はまだ元気!ちょうど職を失って、暇を持て余してたところだよ。
ニヤリと笑ったお舅さん、足腰達者で食欲モリモリ、若いもんには負けません!
お姑さんも旅行好き、毎年秋を待ちわびて、今年はいつ行くのかと気を揉んだ。
そこまで言われちゃ、二の句が告げぬ。私に勝ち目はありませぬ。

インターネットと首っ引き、倹約女房がやっと探した激安ツアー。
往復飛行機の気前よさ、4泊5日で観光付き、バス付き、食事付き、ホテル付き。
これで1人1700元(25000円)!よくぞ探した女房よ、手を握り締めてありがとさん。

今回はガイドまかせのお気楽旅行、そうなるもんだと信じてた。
喜んだのはここまでか!安いものには裏がある!
お客にばっかり良い思いはさせませぬ。あの手この手の徴収作戦!
優雅な親孝行旅行は、一変して地獄の攻防戦へと雪崩れ込んでいった。
あぁ、戦雲垂れ込める貴陽に日は昇るのか!

1章 激安ツアーで、いざ貴陽  
2章 中国ツアーの過酷な洗礼!   
3章 黔炅公園、恐怖の石段! 
4章 歓迎光臨!森の賓館    
5章 歩けや歩けの南江大峡谷 
6章 泥濘越えて雨の餐庁  
7章 天河潭・ここは地獄の1丁目  
8章 中国は奥が深いぞ~!  
9章 古街と貧乏街は紙一重!   
10章 激安ツアーは買い物ツアー 
11章 これが徒坡塘の大滝だぁ! 
12章 忍者の如く水上石林を行く   
13章 黄菓樹の絶景大瀑布!   
14章 自由行動もまた楽し  
15章 貴陽、草莽の人たち  
16章 さらば貴陽の灯よ! new


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