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もうしばらく、倉木麻衣さんの新曲『Love,needing』のタイトル名を考えてみる。
Love,needing、Love,needing、Love,needing、…
昨日は『Love,needing』の「needing」を替えて「meeting」にしてみたら、ということを書いた。
だが、待てよ。ちょっと待てよ。
このタイトル『Love,needing』の「needing」を考える前に、まず前にきている「Love」を考えるべきではないか。そういう考えが浮かんできた。
『Love,needing』
このタイトル名を読んで、ぼくは単純に日本デビュー曲の『Love,
Day After Tomorrow』を連想した。
同じ「Love,」で始まっている、ただそれだけのことだけど。
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しかし、この「Love,」という言葉が、『Love, Day After
Tomorrow』を連想させるものであっても、それは『Love, Day
After
Tomorrow』という曲を知っている人に受けるだけのこと。つまり受ける人は、倉木さんのファンの人数人でしかない。
では、圧倒的多数である『Love, Day After
Tomorrow』を知らない人に、『Love,needing』のタイトル名を聞かせたらどういうイメージをいだくだろう。
「愛、って必要なの」
そう解釈されるだけではないか。
「Love,」という単語と「needing」という単語が並んでいるから、単語同士を簡単に結びつけてしまう。
しかも結びつけると、納得がいく話になっている。
「愛、って必要なの」
そう納得してしまうとどうだろう?
納得してしまうと、「歌詩の中身はどうなっているの?」なんて思わない。
買って、歌詩カードを読みたいなんて思わない。
それは、新聞の大見出しを読んで、世の中のことがわかったような気になるのと同じ。
週刊誌の車内吊り広告を見て、その週刊誌に書かれていることが想像できるのと同じ。
そこから先、新聞の本文を読んでみようとか、週刊誌を買ってみようとか、そういう気にまでならない。
倉木さんの新曲のタイトルはどうだろう。
『Love,needing』
まさに、歌詩の中身をすべて表しているように直感で断定してしまって、あえて中身を読もうとする気にはならない。
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では、同じ「Love,」がついている日本デビュー曲の『Love, Day
After
Tomorrow』は、なぜあれほど強く、ぼくの心をわしづかみにしたのだろうか。
それは、「Love」の単語と「Day After
Tomorrow」の単語が簡単につなぐことができなかったからである(ということも一つの理由)。
「Love=愛」と「Day After
Tomorrow=あさって(と解釈することにする。「あさって」はほんとは「the
day after
tomorrow」と「the」がいるの?)」はつなぐことができる。
しかし、つなぐとどうなるだろう。
「愛、あさって」
なんのこっちゃ?
「愛」が「あさって」どうなる?
そういう疑問がわくではないか。
ほおって、おけないではないか。
「君、言っていることが理解できないよ」ではないか。
このタイトルの意味は何か、あさってどうなるのか、そういうことが気になって仕方がないではないか。
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しかし、同じ「Love,」という単語がついている『Love,needing』はどうだろう。
もう一度ぼくなりの日本語解釈を書いてみる。
「愛、って必要なの」
つながりすぎるではないか。
疑問がわかないではないか。
う〜ん、もったいない。
売るための音楽として、CDシングルとして発売するには、もったいなすぎるタイトルである。
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では、どうすればいいか。
『Love,needing』というタイトルを劇的に心を鷲づかみにする方法はあるか。
「ある」と言ってしまおう。言っちゃおう。
まだ曲を一回も聴いていないうちに、ワタクシは、倉木さんや倉木麻衣製作チームのみなさんに、こう提案したい。
「Love,」をとってください。
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「Love,」と「needing」が並んでいるから、「愛、って必要なの」と歌詩の内容を納得したような解釈ができてしまう。
だったら、どんな歌詩が書かれているのだろうと疑問をわかすためにはこの手である。
倉木さんの新曲のタイトルを『needing』だけにする。
そうすることによって、倉木さんは何を必要(=needing)としているのか、ということを考えてもらえるようになる。
いや、倉木さんが何を必要としているかどうかという、そんなみみっちい話を言っているのではない。
歌詩を読む人にとって、本当に必要(=needing)なものは何か。
タイトルを『needing』だけにすると、そんなことまで本気で考えてしまうきっかけになるのではないか。
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たとえ、倉木さんが歌詩の中で、「愛が必要」と歌っていても構わない。
「あなたにとって必要なものは何ですか?」という問いかけに対して、倉木さんの答えが「今なら愛」というものでもいい。
でも、タイトルで、そこまでの答えを押しつけないでほしかったりする。
もうちょっと、車の運転で言えば「遊び」の部分を残してほしい。
それぞれの人がそれぞれの想像を膨らませることができるゆとりがほしい。
そういう余裕と膨らませることができる風船をタイトルに残しておいてほしい。
タイトルが『needing』だけなら、それぞれの人のそれぞれの必要(=needing)なものを考えることができる。
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そういうことを、今日は『Love,needing』というタイトルから想像しましたとさ。
『Love,needing』はストレート過ぎるのですよね、ぼくの想像力は貧困だから。
例えば、面と向かって「君が好き」とストレートに言われると困ってしまう。
けれど、誰かから「あんたのこと好きって言ってるよ」と言われる方がドキドキする。
そんな感じに近いのかもしれない。
せっかくシングルCDとして発売するのだから、タイトルからドキドキ感をたっぷりつけていてほしい。
とえらそうに言ってみたいところであるが、面と向かって「君が好き」と言われたことも記憶もパッと思い浮かばないし、人伝いに「あんたのこと好きらしい」なんてことも聞いた憶えがないような気もするのよね。
う〜む、しょせん机上の空論か。
倉木さん、気にせず、進んでおくれ〜。
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