OHHO日記

1999/11/21〜2001/10/13レイアウト更新〜 田熊孝浩

ポン!歌謡曲の雑誌「OHHO」オッホ・ネット版日記 【リンク・フリー】

2003年5月16日(金)
大阪、SARSパニックへ?


 こういう形で新型肺炎・SARSが入ってくることもあるのか。

 〈台湾人医師の接触者調査へ 新型肺炎で厚労省

 日本を旅行後、台湾で新型肺炎(SARS)の症状が出た台湾人医師が見つかったことで、厚生労働省は16日、この医師と日本で接触した可能性のある人を割り出し、健康調査をする作業に乗り出すことを決めた。
 厚労省によると、医師は大阪府、京都府、兵庫県を観光。台湾の衛生署(衛生省)によると、医師は日本滞在中に熱を出しており、すでに発症していた恐れがある。このため、日本国内で感染を広げた可能性も捨てきれない。
 厚労省は、滞在したホテル名などは明らかにしてないが、接触した可能性がある人に個別に連絡を取り、健康状態を調べるとしている。
(共同通信)〉

 『ヤフーニュース』さんより
 http://headlines.yahoo.co.jp/
 hl?a=20030516-00000195-kyodo-soci

 あー、プロ野球はあるチームのおかげで大阪は盛り上がってきたのに。
 でも、ほんとにこのお医者さんが日本で発症していたら、この人が歩いた〈大阪府、京都府、兵庫県〉はどうなるの?
 ホテル、神社仏閣、病院、会議場、…。
 そんなこんなもひっくるめて、

 「じゃ、とりあえず、近畿は封鎖」

という話になるの?
 でも、いろんな人が全国を行ききしているから、

 「じゃ、日本は鎖国」

ってことになるの?

 ものすごい話になっていきそうな、小さな記事。
 来週の月曜、ぼくは大阪に仕事に来れるのだろうか?
 というよりも、ぼくは今日大阪から奈良へ帰ったあと、月曜日には自宅待機が命じられている体になっているのじゃないか?

 というくらい、不信感が芽生えてくる。
 来週FM802さんは聴けるだろうか?

 でも、これ以上不信感を増加させない方法はあるように思う。
 それは、すべての情報を公開すること。
 そのお医者さんがどこに行ったのか、誰と会ったのか。
 一時的にパニックになり、経済活動から何もかもが止まるかもしれない。
 でも、それは仕方がないのじゃないかと思う。
 デマを止めるには、デマを全部包み隠さず出させること。
 逆に、その場を守るために隠してしまうと、一つ一つつぶしていく時間は2倍にも3倍にもかかってしまう。

 NHKさんの『プロジェクトX』さんか何かで、天然痘撲滅をするまでの根気のいる話を見たけど、今がその入口なんだろうな。

 はたしてぼくは、「こんこん」と咳をしだしたら、すぐに病院にいけるだろうか?

 自分を試される病気だな、SARSって。

   ●

 昨日は日記お休みしましたです。
 

  

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2003年5月18日(日)
「風のららら」のカップリング、気に入った。


 FM京都さんの番組『MAI-K Baby I Like』で、『gonna keep on tryin'』がさっき流れる(歌・倉木麻衣さん)。

 歌詩は倉木さんが今までに100回くらい伝えてくれているもので新鮮味に欠ける。かもしれないけれど、曲調が今まであったようで、倉木さんの楽曲にはなかったようなR&B(というのよね?)。
 直感で、

 「この曲が入って1000円は安い」

と思ってしまった。

 パッと聴いた人は「盛り上がりに欠ける」と思うかもしれないけれど、ぼくはこういう落ち着いた曲調は結構好き。
 YOKOさんが英語のコーラスでからむからむ。
 最後の方だけ聴いた人は、倉木さんの曲とは思わず、「心地よい洋楽だな。誰が歌っているの?」と思うのではないか。

 『名探偵コナン』さんやラジオで『風のららら』を聴いて「今イチ」と思った人は、このマキシシングルを買わないだろうなぁ。
 だから、そんな人には聴こえないようにこそっと言ってあげたいと思う。

 (もったいなー)

   ●

 デビュー曲あたりから倉木さんの歌詩を知っている人は、この歌詩で言っていることはもう自分のものにしている。
 けど、この『gonna keep on tryin'』から倉木さんの歌を聴き始める人たちにとっては、新しく力をくれるものになるのだろう。

 曲全体の中で、日本語の歌詩が占める時間は半分以下?
 というくらい日本語が控えめ。
 頑張って日本語で歌詩を書いても、どうしても同じ言葉の繰り返しになってしまう時は、言葉が浮かんでくるまで時間を待つしかない。
 その待っている間に、英語で歌詩が浮かんでくるのなら、そちらの方を優先させてもいいかもしれない。

 「日本語歌詩推進委員会」の一委員でありたいぼくだが(だって、英語わからないのよ〜)、そんなふうなことを思ってしまうほど、このYOKOさんとの英語のカラミは心地いい。

 この『gonna keep on tryin'』と『Kiss』と『Time after time 〜花舞う街で〜』と『Natural』と…。

 うお。

 今年は好きな曲がいっぱいではないか。

   ●

 で、今日の『MAI-K Baby I Like』で書き留めて置かなければならない倉木さんが言ってくれた一言はこの言葉。

 「来週もー、さまざまなお話、えそしてともに、えー素敵な作品を紹介していきたいと思いまーす。

 メッセージもよろしく……、
(←少し笑い気味)

 普段使っていないのに言ったような〈〉が非常に印象的でした。

   ●

 でも、今日の番組は後半30分ほどしか聴けず。
 「ライク・イット・京都」も聴くことができなかった。

 というのも、今日は、とある親戚のお見舞いに兵庫県の宝塚にある病院にまで行った。
 と、今日の日記に書くはずだった。
 でもそう日記に書くことができなかった。
 どうしてかというと、車で宝塚に向かっている途中に、そのお見舞い先で付き添っている人から、メールが入ったから。
 そのメールは、

 「今、亡くなった」

というもの。
 行き先は病院から葬儀場に変更。
 親族が揃うまで、クーラーを効かせ過ぎている小さな地下の部屋で、線香を煙を守りながら待つ。

   ●

 そんなことがあったので、家に帰ってから毎日放送さんの『ブロードキャスター』を見ながらうとうとしてしまった。
 ハタと気づいたのが午前0時30分くらい。

 「ライク・イット・京都」、終わっているやないの。

   ●

 で、Shige!☆さんがリアルタイム文字起こしをしてくださっているホームページを拝見。

 『倉木麻衣ヒットカウンター関西本部』さん
 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=maimyclub
 (の中の「ラジオ板」のところ)

 今日は、次の京都の次のところを紹介してくれたのですね(Shige!☆さん、いつもおおきに〜)。

 『こんなもんじゃ』さん(錦小路のお豆腐屋さん)

 『Cute!まちあそび日記 2000 Vol.11 京都市内編』さん
 http://www.v2k.jp/cute/kyoto_shinai/toufu3-3.html

 『天橋立』さん(京都北部の海の長い砂地)

 『天橋立観光協会 文珠支部ホームページ』さん
 http://www.tango.or.jp/amanohashidate/

 天橋立って倉木さんが知らないほど有名じゃなかったのか。

 うーむ。
 むむむむむー。

 台湾から来たお医者さん(SARSを発症した人)も、観光で回ったところなのになぁ〜。
 

  

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2003年5月20日(火)
「風のららら」売ってやるぅ〜。


 一昨日はお通夜、昨日は告別式と出棺と骨拾いと初七日のため、日記は休み。

 そうそう、昨日は会社も休んだので、FM802さんのヒロTさんの番組にはリクエストできなかった。
 でも、しっかりと告別式場へ向かっている車の中で聴いていたら、午前9時半頃、『風のららら』が流れるではないの。

 オーノー

 やっぱりぼくがリクエストしない方がかけてもらえるのか。

 (疫病神の証明・その1)

 ええい、神様がその気なら、『風のららら』を売って売って売りまくって、ジンクスを吹き飛ばしてやる。
 『Tima after time 〜花舞う街で〜』と『Kiss』の上げ潮ムードに便乗して、ジンクスを木っ端微塵にしてやるぅ〜

 (そうすりゃ、カップリングの『gonna keep on tryin'』を聴いてもらえるもんね)

 『風のららら』が売れて売れて、仕方がないくらい売れてしまうように、頑張らせていただきたいと思います

 (さあこい、疫病神)

   ●

 今日はしっかりとFM802さんの「夕方メール」を聴くことができた。
 来週が最終回とのこと。
 ほんと寂しいなぁ。

 と言えるのも、FM802さんが聴ける場所で仕事をしているからやね。
 この偶然の運命に感謝。

   ●

 『風のららら』のプロモーション・ビデオは来週の『HIP POP』さんでも流れるとか(日曜の深夜の番組で知る)。

 読むところによると、自転車とグライダーがテーマのような。
 そして撮影場所が、瀬戸内海の淡路島だとか。

 自転車とグライダーと瀬戸内海とくれば、これではないの?

 『カラス型』さん
 http://www.niji.or.jp/home/kawata-s/
 tyuuhati/karasugata.html
 (勝手にリンクすみません)

 このカラス型の飛行機を考えたのは、二宮忠八さんという人。
 二宮忠八さんとは、

 〈ライト兄弟の飛行実験に先駆けること12年、飛行の原理を追求し、模型飛行機による動力飛行実験に成功した日本人

らしいです。

 『偉大なるパイオニアたち 二宮 忠八』さん
 http://www.city.yawatahama.ehime.jp/
 index_pioneer_ninomiya.html

 愛媛県八幡浜市にこんな人がいたとは。
 でも、最後の方にこんな記述が…。

 〈当時彼の夢を理解し、援助しようという人もなく、自ら資金を作り研究再開の見通しがたった矢先、ライト兄弟の有人飛行実験成功を知り、製作中の飛行機をハンマーで破壊。以後飛行機の研究から一切身を引いたそうです。
    (『忠八ってだれ?』より)

 ああ、なんでかわからぬが、『Natural』を思い出したのであった。
 

  

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2003年5月22日(木)
メチャ・いそ。


 どうなってんだよー。

 昨日はホームページのデータが入っているMOを忘れたから日記をお休みしたんだけど、今日はいったいなんなんだよー。

 ♪やっても、やっても、おわりゃーしね〜
  やっても、やっても、おわりゃーしね〜

 (↑『やっても音頭』と今、命名)

 「『風のららら』売ったらぁ〜」計画がぁー。
 

  

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2003年5月23日(金)
買うぞ、「風のららら」。


 今、FM802さんでは、鬼束ちひろさんの特集中。
 『眩暈(めまい)』はいいなぁ。

   ●

 アンケートを2つアップ。
 1つは5月27日スタートだけど、「『風のららら』売ったるぅ〜」作戦の一貫でもある。

 (しかし、「凶」と出たらどうするのぉ〜)

 『卒業さんに損はさせない、このカップリング曲を聴いて!』
 http://hpcgi1.nifty.com/ohho/tvote.cgi?event=ankmai66

 『「風のららら」どうでした?』
 http://hpcgi1.nifty.com/ohho/tvote.cgi?event=ankmai67

   ●

 自己分析するに、「『風のららら』のカップリングを買おうよ」だね。

   ●

 『チェッカーお試し掲示板』でポン太さんも紹介してくれているけど(11856番。ポン太さん、おおきに〜)、たけちゃんさんの「釜たけうどん」さんがまたもやテレビに登場
 と思ったら、今日はあの、あの、あのー『あまから手帖』さんにも登場しているではないの(今日の朝日新聞さんの広告で知る)。

 たけちゃんさん、もう、一気にチャンピオン、チャンピオ〜ン、である。

 しかし、それもこれも、讃岐うどんが今のような空前の大ブームになる前にこつこつと大阪の讃岐うどん情報を送り続けてくれたたけちゃんさんの人柄。
 ほんと、たけちゃんさんはいい人なのよ。

   ●

 ここ大阪の天神橋筋商店街にも、この数カ月で3軒のうどん屋さんができた。
 明日はぼくの家の近所にも「めんむす」さんというセルフの讃岐うどん屋さんができる(「めんむす」さんは「めし屋」さんの業態転換みたい)。

 最近できた「はなまる」さん、「つるまる」さん、「あっぱれ讃岐」さんなど、数軒回ったけれど、どこもおいしい。

 「あー、こんな麺が食べられるのなら、香川県までいかなくてもいいかも?」

と思うくらいおいしい。

 けど、ぼくは思うのである。
 あと3年ほどたったらどうなっているか、と。

   ●

 讃岐うどん屋さんが儲かりそうだからと、リストラで手には入った退職金を注ぎ込むお父さん。
 「儲かりそうだから」ではなく、「うどん屋つくっちゃいました」と言うたけちゃんさんの姿勢を見てほしい。

 『釜たけうどん』さん
 http://kamatakeudon.kt.fc2.com/

 たけちゃんさんの「釜たけうどん」さん専用の掲示板には、「ほんっと、たけちゃんさんはうどんが好きなんやなぁ〜」という返事がいっぱい並んでいる。
 

  

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2003年5月25日(日)
「みなさん、梅雨の時期、風邪ひいていませんか?」


 昨日は近所をサイクリングしていたため、日記は休み。

 自転車で近所のホームセンター「ビックス」さんに行き、ぶらりと一周したあと、外に出る。と雨粒がポツ・ポツと二滴。

 「あわわわ、干しているふとんがぁ〜」

 あわてて家に帰った。
 どさんどらんとふとんを部屋の中に引きずりいれ、「さあこい、雨」と待っていたのだが、その後、全く降らず。

 あのポツ・ポツはなんだったのだ。

   ●

 昨日は『あまから手帖』さんを文教堂書店さんで買う。
 『Saita』さんにも讃岐うどんのことが載っている新聞広告に出ていたので、ぐるりと店内を探す。が、見つけられず。
 『Saita』さんって全国誌やね?
 まさか讃岐うどんが載っているために品切れになっている、わけはないと思うのだが。

 そうそう、開店早々の『めんむす』さんにも行く。
 午前11時半くらいに行くが、ぼくが行った時はすっすっと入れたのに、その直後すごい行列に。
 店員さんもスーツ姿の人たちもいっぱいいて、さすが開店初日。
 うどんは「かけ」の中と半熟卵の天ぷらを選択。
 久しぶりに熱いダシのうどんをうどん屋さんで食べたけれど、「あれれ?うどんのダシってこんな味だったっけ?」という感じ。
 最近は「かまたま」とか「ぶっかけ」とか、そういううどんばかり食べていたからだろうか、どこかしら違和感を感じる。

   ●

 昨晩は倉木麻衣さんのラジオ番組『Mai-K Baby I Like』が放送される。

 ちょっと倉木さんのテンションが低め。何かあったのかな?

 昨晩の番組の中での一番の聴きどころはここ。
 番組の最初で話していた、来週(今週かな?)は大阪でのライブがあるというところです。

 〈ひぃやあ〜、もう来週はいよいよ関西に戻ってのライブなんですけれどもぉー、どうしよーどうしよー。何がどうしようなんだ、フフ(←倉木さん、一人ツッコミをしています)
 グランキューブ大阪でのライブなんですけども。いやあー、やっぱり地元に帰ってきて、のライブなんで、今までの、ライブ。終結じゃないですけども。もおー、気合いを入れて、もみんなと一体となってッ、楽しいライブにしたいなっていうふうに思ってますが。
 え、やっぱりね、会場のみんなからのこー熱い気が伝わってくると、やっぱり最後までねすごい、乗って、楽しい時間を過ごすことができますので、みなさんも、もしライブに見に来てくれ、来て下さるかたはー、一緒に最後まで楽しみましょー。


 〈どうしよーどうしよー〉の気持ちがよくわかるなぁ。

 で、その後、6月→梅雨→雨、の話になって、以前のカップリング曲についてコメントしてくれました。そこもちょこっと紹介。

 〈そしてもー、やっぱり、6月に、ね、入る、かな、と思うんですけども。えー、もう雨がね、やっぱり、やまないですねぇ。雨の日がずっと続いてますが。
 こ、雨の音とかってすごい、いろんな音があっていいですよね。
 えそこで、あのー初めて、『メイク・マイ・ディ』のカップリングに雨の音を、入れたんですけども。『アイ・ドン・ワナ・ルーズ・ユー』ていう曲なんですけどぉ。まこのー、オケのイントロ部分にぃ、雷の音とか入ってるんですけどもぉ。やっぱりこういう曲の間とか、曲間とかで、自然の音を入れるとかってすごく、なんか面白いなぁいいなぁって、思って。またチャレンジしてみたいなぁーって思ってます。うん。
 もしアルバムとかで、入れられたら、ちょっと入れてみたいなと思うんだけど。まだ、まだわかりませんが。ハフフフフー。
 ちょっと。チェック。して聴いて、みて下さい。


   ●

 『ライク・イット・京都』で紹介してくれたのは、今回は2カ所。

 『京都の三大祭=葵祭・祇園祭・時代祭』さん

 『伝統的行催事』さん
 http://www.pref.kyoto.jp/intro/trad/gyoji/gyoji.html

 『トロッコ列車(嵐山〜保津峡)』さん

 『嵯峨野トロッコ列車』さん
 http://www.sagano-kanko.co.jp/

 この中で、倉木さんが実際に参加したことがあるのは、祇園祭。
 その祇園祭の説明は、人から聞いた話で説明している時代祭や、想像するトロッコ列車の話と比べると、説得力が100倍ほど違う。

 〈人、人、人人人人人人人って感じで〉
 〈歩行者天国みたいな感じで〉
 〈前に進めないくらいの勢いで〉
 〈背伸びをして見た時に、ほんとにおっきな鉾とかがあって〉

 実際に体験したことを話してくれた祇園祭は、ぼくの目にも倉木さんが見た情景がストレートに浮かぶ。
 しかし時代祭の話なんかだと、倉木さんの話よりも、ぼくが以前テレビで見た風景を思い出してしまった。心に直接映らない。

 なんか、歌詩の伝わり方と似ているなぁ、と思いました。

 それにしても、今回は最後まで夜に録音したように感じたのは気のせいだろうか。
 倉木さん、なんか元気がなかったなぁ。 

  

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2003年5月26日(月)
岩手で大きな地震が。


 今、FM802さんで臨時ニュース。
 岩手で震度6弱の地震。

 岩手周辺のみなさん、大丈夫ですか。 

  

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2003年5月26日(月)-2
ヘリコプターよ、飛ぶな。グライダーよ、飛べ。


 阪神大震災の時。
 誰が想像できただろう。

 午前5時に起きた地震で、
 午前8時、近鉄上本町駅から歩かなければならなくなるなんて。

 「神戸が燃えている」
 誰が想像できただろう。
 地震が起きた6時間後に、そのことを知ることになるなんて。

 ヘリコプターよ、飛ぶな。
 マスコミのヘリコプターよ、飛ぶな。

 地震から何日も経ち、
 電車が阪神青木駅まで通じた頃、
 背中にリュックを背負い、手押し袋にビールを詰め、灘へ向かった。

 バタバタバタバタ…。
 ヘリコプターが何機か飛んでいた。

 ずっと前に、この日記にも書いたこと。
 ぼくらが向かった先の人が、
 倒れず残ったガレージの中で言っていた言葉を思い出す。

 「もっとすごかったんよ。ヘリコプターの音が。
  耳を澄ませても聴こえなかったんよ。
  崩れた家の下から呼んでる声が」

 ぼくはゆっくりとヘリコプターで視察に来た、
 この国の総理大臣のことを思い出す。

   ●

 ヘリコプターよ、飛ぶな。
 聴こえへんやんか。

 燃えている映像を見せている暇があったら、
 どうかエンジンの音を切ってほしいと思った。

 どうしても、そんな映像を「記念」に撮りたいのなら、
 食糧と水を積んで、グライダーを飛ばして。

   ●

 何にもできないし、実際その近所にいても、ぼーと立ってるだけかもしれない。
 そんな情けないぼくですが、どうか今日の地震での被害がとても小さい、想像もできないほど小さな被害ですみますように。
  

  

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2003年5月26日(月)-3
山崎まさよしさん。


 昨日、関西テレビさんの『EZ!TV』を見る。
 ゲストに歌手の山崎まさよしさんが出ていた。

 FM802さんでは毎日のようにかかっていたので知らなかったのだけど、山崎さんは去年、歌を休んでいたという。
 30歳になったことと、長いツアーが終わったことで、歌う気がなくなったという(←ここぼくの意訳がかなりはいっています)

 「長いツアー」

 このことで思い浮かんだのは、『Mai Kuraki FAIRY TALE TOUR 02-03』のこと。

 倉木麻衣さんのこのツアーの前にはファンクラブさんのイベントがあり、HOTRODのライブもあった。
 セカンドライブツアーが終わった直後に『Mai Kuraki FAIRY TALE TOUR 02-03』が発表されたように思うから(違うかなぁ?)、実質、倉木さんの「ライブツアー」は去年の初めからずっと続いていることになるのだろうか。

   ●

 その長い長いライブツアーが、この6月に終わる。
 その後予定されているのは、今のところシーブリーズさんの沖縄でのシークレットトークライブだけ。

 倉木さん。
 『Mai Kuraki FAIRY TALE TOUR 02-03』が6月で終わった後、ふぬけになるのじゃないか。

   ●

 もし、そうなったら、どうしよ〜、どうしよ〜。

 ぼくなら、こう言ってあげようと思う。

 「よくぞここまで頑張った。
  ゆっくりふぬけになってていいよ」

 『Mai Kuraki FAIRY TALE TOUR 02-03』の中休みの今年1月、散々体調を崩した倉木さんのことだ。
 ここは、ゆっくり休んだらいいやん。

 そして落ち着いて考える気力が出てきたら、その時に大学を卒業した後の進路のことを考えればいい。
 大学3回生から、就職活動を始めている人たちもいるけれど、ま、ゆっくり休んだあと、これからのことは考えたらいいやん。

   ●

 と言いながら、もう一つアンケートを追加。

 『風のららら』をムチャクチャ売ったるぅ〜作戦の一貫。

 『「風のららら」を 買いましたか? 買いませんでしたか?』
 http://hpcgi1.nifty.com/ohho/tvote.cgi?event=ankmai68

 今できることは、思いついたことは、全部しよう。

 よし気合い入れて、明日はお昼に買いにいくぞ。

 そうそう、今日、FM802のヒロTさんの番組で『風のららら』がaikoさんの歌の次にかかりました。

 ヒロTさん、ありがとうございます。
 ぼくがリクエストした日にかけてくださったので、これで一つぼくの「疫病神伝説」を払拭できました(と言っても、今日はぼくがリクエストしたの『Kiss』だったのですけれど)

 よーし。
 明日は『風のららら』のフライング発売日。
 頑張るぞー。

 (何を頑張るか自分でもわからないだけれど)

   ●

 『チェッカーお試し掲示板』のhashibaさん(11942番)、まいどです〜。
 山鉾の「山」と「鉾」の違いをおせ〜て〜。
  

  

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2003年5月27日(火)
記念日。


 真夜中に

 急にお腹が痛くなり

 会社についたのは午前8時すぎ。

 だから今日は腹痛記念日。

   ●

 『チェッカーお試し掲示板』のhashibaさん、どうもです(12000番)。

 〈「鉾」は、本来は一人の人間が担いで持ち歩くほどの大きさでしたが、曲麻衣ではなく曲舞などを舞う山車と鉾が合体して、現在のような鉾になったと推定されています。

鉾=鉾柱(柱の上部に剣・長刀・槍などを付けている)を持つ
山=鉾柱を持たない(船鉾は鉾柱を持たない特殊な鉾)


 山と鉾は別々のものだったんですね。
 全く知りませんでした。
 それと、

 〈祭の中心は、神輿の渡御です
山鉾の巡行は、八坂神社の氏子が出すものです


とのこと。
 祇園祭や時代祭などは、京都の観光協会さんが行っていると思ってました〜(なんと不謹慎なことを)。

 勉強になりました。hashibaさん、おおきにでした。

   ●

 で、今日は倉木さんは鳥取でライブ。
 ぼくはお昼に大阪・天六のTSUTAYAさんへGO。
  

  

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2003年5月27日(火)-2
「夕方メール」最終回。


 はぁー、終わった。

 FM802さんの『夕方メール』が終わってしもうた。

 それにしても、もうあかんわ。
 倉木さん、あんな話し方したら。
 なんか今生(こんじょう)の別れのような気分になってしまったやないの。

 はぁー。

 それにしても。

 ため息しか、出てけえへん。

 一つわかったこと。

 倉木さんが最後に挨拶する声を聞いたら、ぼくは絶対に泣く。
 情けないとは思うのだけど、そのことがはっきりと自分でわかった『夕方メール』最終回でした。

   ●

 そして今日は、『風のららら』のフライング発売日。
 その上、次のアルバムが7月9日に発売になると、インターネットの掲示板で知った日。

 「『風のららら』売って売って売りまくったるぅ〜作戦」、見事に初日で撃沈。

 『風のららら』の発売前に、CDショップさんが知っておかないと、また『NEVER GONNA GIVE YOU UP』のようになってしまうもんね。
 仕方ないか。

   ●

 『風のららら』は、大阪・天六のTSUTAYAさんでは初登場5位。
 そして、入荷数は最近のTSUTAYAさんでは考えられないほどの「20枚」も置いてくれてました(いつもは5〜6枚。TSUTAYA・天六店のみなさーん、どうもありがとうございます〜)。

 これだけ初回の入荷数がいつになく多いってことは、前のシングルかアルバムが予想より多くさばけて追加注文したからだろう。

 とぼくは都合よく解釈しておくことにする。

 『Kiss』はいい曲やなぁ

 ああ、でも、『風のららら』とつぶし合いになってしまった。
 おかげで、『風のららら』がラジオオンエアチャートに全然入ってけえへんやないの。

 はー、それにしても、次のアルバム。
 もう1曲、『風のららら』の前にもう一曲、アダルトな感じの曲があったら。
 そうすれば、いろんな人たちがこぞって戻ってきたと思うのだけど、う〜ん、『風のららら』で次のアルバムに突入してしまうと、ちょっと弱いと思うのだなぁ。

 (「アダルチックな佳曲が連続3曲揃えば、アルバムはバケに化ける」という、ぼくの勝手な経験則が根拠だったりする。だから、これまでのぼくの発言は全く当てにならない)

   ●

 でも、今日の『夕方メール』によると、次のアルバムは「2003年上半期を締めくくる」と倉木さんは言っていた。

 え!
 ということは!

 倉木さん、下半期を締めくくるアルバムまで突っ走る気?

   ●

 くっそぉ。
 そんなけ突っ走られたら、沿道から声をかけても届けへんやないの。

 アインシュタインさん、アインシュタインさん。
 倉木さんと同じ速度で走らないと、声は届けへんの?

 よぉーし。
 やってあげようじゃあーりませんか。

 (といつも気合いだけはいつも一人前なんだけどなぁ〜)
  

  

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2003年5月28日(水)
「シール」。


 もし、ふたりの関係が壊れそうになったらどうする?

 駅のホームの蛍光灯があまりあたらない場所。
 そんな場所で、突然、さよならに近いようなことを言われたらどうするだろうか。

 (なんて言ったの?)

と思うかもしれない。

 (なんで言ったの?)

と思うかもしれない。

 (うん)

うなずくかもしれない。

 そのうなずく時の気持ちってどんな気持ちだろう。

 ふたりの今までの関係。
 その関係が今、離れそうになったら。
 どうする?

 もし鞄を持っていたら。

 あなたは探すかもしれない。
 メモ帳?
 定期入れ?
 それとも携帯電話?

 離れそうになった関係をつなげたかったら貼っちゃえ。
 そこにあるプリクラのシールで、はがれてそうなところをとめちぇえ。

   ●

 数年前に紹介された本を今朝読み終わる。

 『わが上司 決断するペシミスト 後藤田正晴』
 佐々淳行さん著(文春文庫)

 佐々さんがこんな人だとは全然知らなかった。
 ただのテレビに出たがりの政治評論家と思っていた。
 失礼しました。

 この本から派生して、この前の日曜にビデオを2本見る。

 『絶対絶命 650人 決死の脱出劇
  〜土石流と闘った8時間〜』
 『特集 あさま山荘 衝撃の鉄球作戦』

 どちらも、NHKさんで放送された『プロジェクトX』もの。
 次は、「突入せよ あさま山荘」(でしたっけ?)を借りる予定。

 やっぱり実録ものは心にくる。

   ●

 『シール』ってタイトルの歌ってありましたっけ?

   ●

 猛スピードで走っているので、追いつけない、間に合わない、かもしれなけれど、思いつくことは全部しなくちゃな。
  

  

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2003年5月29日(木)
「フレーム」。


 シャトルかな?
 ポークかな?

 と、自転車の骨格を支えているものの呼び方を調べていた。

 気づけばもう午後7時20分。
 今日と明日は倉木麻衣さんの大阪ライブの日であった。

 で、自転車を支えているところってのは、「フレーム」やってんね。

 『部品とフレームの名称』さん(勝手にリンクすみません)
 http://homepage1.nifty.com/noumura/mentenans.htm

 そうか、支えているところは「フレーム」か。
 そうか、支えているところは「フレーム」か。
 そうか、支えているところは「フレーム」か。
 そうか、支えているところは「フレーム」か。
 そうか、支えているところは「フレーム」か。

 (くどい、ちゅうねん)

 バングルスさんの『エターナル・フレーム』もそんな意味なのかなぁ?

   ●

 倉木さんの新曲『風のららら』。
 昨日が正式発売日。
 オリコンさんのデイリーの結果も出た。
 初登場は3位。
 あら、ららら。
 ワタクシの「疫病神伝説」、依然健在なり。

   ●

 と全国的にはそういうふうなスタートなんだけど、ぼくが買った大阪・天六のTSUTAYAさんはちょっとへん。

 フライング発売日に「20枚」置いてあると書いたのだけど、思い出すと、あれは店に入ってすぐの棚にあった分だけだった。
 奥のランキング(5位)のところや、通常の新譜の棚にも置いてあることをすっかり忘れていた。
 で、そこのところに置かれていたのは7枚。
 ということは、合わせると27枚。

 ついでに言うと、ぼくがフライング発売日の前日、月曜日の深夜にギリギリ(チョップ)予約をした時の番号が「3」番(←たぶんぼくが最後に予約したと思ふ)。

 ということは、お店の店頭に出ていた分が「27枚」、予約でカウンターの向こうにあるのが「3枚」。
 全部合わせると「30枚」。
 TSUTAYA・天六店さんはすごく仕入れてくれたのですね。
 感謝です感謝です。

 で、その店頭在庫がどれだけあるかということを、昨日までチェックした枚数を書いてみる(予約分はわからないので、その分は含まず)。

 27日(火)午後1時 27枚(フライング発売日に買った時)
 27日(火)午後10時 24枚(9時間で3枚減少)
 28日(水)午後11時 15枚(25時間で9枚減少)

 となった。
 最初の27枚から2日間で15枚へ(12枚減少)。

 これが他の歌手の人のCDと比べてどうなのかはわからない。
 だけど、ここ最近の倉木さんのCDでは考えられないくらい減っているのよね。
 なんでだろ?

   ●

 では、そろそろ『J*GM』さんを買うために帰ろ。
 伸び放題の髪の毛をセットするムースも買わなくちゃ。

 どうか、今日と明日の大阪ライブが、倉木さんたちにとって、ファンのみんなにとって、とても楽しいライブになりますよーに。
  

  

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2003年5月30日(金)
「大阪ライブ、サイコー」。


 「大阪ライブ、サイコー」

 というような、cosmos7さんやにしなりさんたちの書き込みをいっぱい読んで、朝からぼくまで嬉しくなってしまった(みなさん、教えてくれておおきにです〜)。

 『「FAIRY TALE TOUR」激励、お誘い、レポート&感想専用掲示板』
 http://pro.tok2.com/~ohho/cgi-bin/c-board/
 c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1605;id=live4

 http://pro.tok2.com/~ohho/cgi-bin/c-board/
 c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1606;id=live4

 大阪でのライブでこれだけみんながほめているのは、初めてではないの?
 ぼくが参加したセカンドライブでは、多くの人がライブというのもに戸惑い、遠慮してたのだけど、たった1年ちょっとでここまで変わるとは。

 これもそれも、倉木さんやスタッフのみなさん、そしてファンのみなさんの日頃の精進の賜物やね。

   ●

 さあて、今日は大阪での2日目。

 今日もまた、倉木さんやスタッフのみなさん、そしてライブに参加されるみなさんにとって、楽しいライブになりますよーに。

 ぼくも同じ大阪で応援しております〜。

 (よし。月末最終日、気合い入れて、頑張っていこー)
  

  

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2003年5月31日(土)
「スピーチ」。


 「スピーチ」

 あなたは聴く方ですか? 話す方ですか?
 もし聴く方なら、どんな話が聴きたいですか?
 そして、そんな聴きたい話を物語にできますか?

   ●

 倉木麻衣さんの大阪ライブ2日目も、すごくよかったらしい。
 『倉木麻衣ヒットカウンター関西本部』でのMizyさんの書き込みによると(Mizyさん、おおきにです〜)、倉木さんはライブ終了後、全員で並んで挨拶をしたあと、もう一度戻ってきて、みんなに声をかけてくれたという。
 最後に「みなさん、気をつけてお帰り下さい」と。

 こんな嬉しいことがありましょうか。

 『倉木麻衣ヒットカウンター関西本部』
 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=maimyclub

   ●

 ぼくは倉木さんのライブで、一度でいいからしてほしいことがあった。
 それは、アンコールを2回してもらうこと。
 開演前から決まっているアンコール曲を聴いて「はいサヨナラ」ではなく、ファンの声で、倉木さんをもう一度舞台の上に呼び戻すことだった。
 それが本当のアンコールだと思っていた。

 しかしぼくの力は足らず、去年の大阪城ホールでのセカンドライブの時、最後まで手拍子をしたが、出口に急ぐ人々と明るくなった照明に勝てなかった。

 あれから1年半。
 倉木さんはもう一度戻ってきてくれた。
 ライブに関して、これ以上の喜びはない。

 「アン!コー!ル!」や「マ!イ!ケー!」の2度目のアンコールを求める声があったかどうかはわからない。
 けど、もう一度倉木さんが戻ってきてくれたこと。
 それはきっと、2度目のアンコールを求める声がなかったとしても、大阪ライブに参加してくれた人たちみんなのまだ「わかれたくない」という気持ちが倉木さんに伝わったのではないだろうか。
 そう思う。

 大阪ライブに参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 それは、ファンのみなさんもそうだけど、倉木さんが2度目のアンコールに出ていっていい空気を作って下さったスタッフのみなさん、そして出ていく決断をしてくれた倉木さん。
 みなさんに、とてもとても感謝しています。

 ぼくはその場にはいなかったけれど、その話を聞かせていただいただけで、Mizyさん、胸いっぱいになりました。
 どうもありがとうございました。
  

  

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2003年5月31日(土)-2
愛はコーナンに負ける。


 伝え聞いた話である。

 男女のカップルが道を歩きながら、こんな会話をしていたという。

 「アルバイト探さなきゃ」
 「え、仕事探してるの? だったらうちの会社においでよ」
 「え? でも、きついんじゃない?」
 「うーん、どうかな。半々かな。
  そうだ。明日給料日やねん。なんか食べにいこ。おごったるから」
 「え? うーん。ちょっと出ていく用事があるから」
 「どこいくの?」
 「え? うーん…。コーナン」
 「コーナン? コーナンってどこ?」
 「え? ほらちょっと買いたいものもあるし…」

 「コーナン」と言えば郊外にあるホームセンターさん。
 でも、男のコはまさか自分の愛がホームセンターに負けているとは気づかない。「コーナン」が何のことかわからない。
 そして、言いたくなかった店名「コーナン」まで口にした女のコ。でも、気づいてくれないことに戸惑ってしまう。

 大阪の心斎橋を男女二人で歩いているからと言って、それで二人とも両思いだと思いこんではいけないのね。

   ●

 倉木麻衣さんの『風のららら』の歌詩で思ったこと。
 ここはこの単語の方がよかったのでは?

 ♪溢れだしそうな 不安に
  涙を隠した 昨日に
    ↓
 ♪溢れだしそうな 不安に
  ぎゅっと目を閉じた 昨日に

 〈涙を隠した〉はあまりに直接的。
 どこが直接的かというと、〈溢れだしそうな 不安に〉どうしたのだろうかと思ったら、次の瞬間には〈〉が出ていて、その〈〉を〈隠した〉とまで言っているから。
 不安を感じた後どうなったのかは、ぼくらに考えさせてほしかった。

 で、ぼくらに考えさせてくれるためには、〈溢れだしそうな 不安に〉対し、どういうことが起こったのかを語ってはいけない。この『風のららら』に登場する人物は、空から見ている第三者の神ではない。
 だからここは、〈涙を隠した〉よりも、この歌の登場人物がどうしたかの方を書く方がよかったのではないだろうか。

 と思ったので、

 ♪溢れだしそうな 不安に
  ぎゅっと目を閉じた 昨日に
  遠い思い出と 今なら言える
  風のららら…

 そして、閉じた目は、開けた時にこんな場面が待っている。

 ♪輝いた季節に
  辿り着いた未来に
  迷わずに 瞳信じて
  風のららら…

 開けた瞳は信じてもらえる。

   ●

 『風のららら』のプロモーションビデオも拝見。

 グッド、グッド

 歌を歌って映像にするだけの今までのプロモーションビデオとは少し路線が違う。
 歌から物語をもう一つ作ったというようなプロモーションビデオだった。

 ただ、あと一つ、こんな場面があったらなぁ、とも思った。
 その「こんな場面」というのは、最後に挿入してほしいもの。
 倉木さんがサイクリングして、最後にたどり着く場所のこと。

 どういう場面かというと、プロモーションビデオの最後に、倉木さんは廃止された飛行場の跡に立っていてほしかった。
 誰も使っていない、草も生えている飛行場らしき場所を見ている倉木さんの後ろ姿を映していてほしかった。

 その一つの映像を入れることで、少年がグライダーに乗る映像と、倉木さんが自転車に乗る映像が一つになる。
 そして、もう一つの別の物語が生まれると思った。

   ●

 『月刊 ジェイグルーブマガジン』2003年7月号も拝見。
 倉木さんが『風のららら』の歌詩についてこう語っているところも読む(インタビュアーは、山田純子さん)。

 〈――倉木さんも「ららら」にいろんな想いを託せるし、聴く人もそこからいろいろ感じられます。
倉木:そうですよね。私自身もこの歌詞は深く考えながら書いたというよりも、情景を思い浮かべながら、その中を流れていく気持ちの瞬間を書きつづっていった感じで、メロディーに沿ってそこからあふれるイメージそのままなんですよね。
   (『月刊 ジェイグルーブマガジン』2003年7月号22ページより)

   ●

 倉木さん、こういう感じで歌詩は書いてほしくなかったです。

 なぜならば、倉木さんがメロディーに対してどういう情景が思い浮かんだのかをぼくは聴きたいのではありません。
 ぼくは、メロディーが歌詩を引き立て、歌詩がメロディーを引き立て、そこにアレンジがからまって、旨味を倍増させている音楽を聴きたいと思っています(今までの倉木さんの音楽はほとんどそうだったと思います)。

 メロディーを聴いて、倉木さんがどういう情景が思い浮かんできたのかは、後日でぼくらに教えてくれればいいこと(『PERFECT CRIME』などのように、『ジェイグルーブマガジン』さんや『ミュージック・フリーク・マガジン』さんに仲立ちを頼んで)。
 だから、歌詩の中でわざわざメロディーの説明をしてくれなくてもいいです。

 インタビュアーの山田(純子)さんも山田さんです。

 〈――倉木さんも「ららら」にいろんな想いを託せるし、聴く人もそこからいろいろ感じられます。

と、安易に倉木さんを持ち上げないでいただきたいと思いました。
 もし、〈聴く人もそこからいろいろ感じられます〉という言葉で質問をつなげるなら、「ららら」と歌っている一部ではなく、メロディー全てを「ららら」で歌いきっているような歌に対して言ってほしかったと思います。

 倉木さんは歌詩の中で、メロディーに対してどういう情景が浮かんできたのかを述べてしまっています。
 その歌詩を聴いた後、最後の「ららら」の三文字だけでいろいろ感じるには、ぼくらは飛びっきりの感受性が必要ですし、飛びっきりの感受性がなければ、あまりにも時間がなさすぎます。

   ●

 忙しいのはわかります。
 時間がないのもわかります。

 けど、CDは残るもの。
 作っている時は、忙しくて、時間がなくても、CDを聴くぼくらは発売になった後からずっと聴き続けます。
 深く考えずに作られた歌詩は、すぐにぼくらは乗り越え、飽きてしまいます。

 「即興で作った歌詩が受け入れられるかどうか」

 その課題に対しはよくぞトライした、と思います。
 ですが、ぼくはもう二度とこういう作り方はしてほしくないと思いました。

   ●

 『風のららら』のカップリング曲は『gonna keep on tryin'』。
 やっぱりリピートして聴いてしまう。

 ただ一つ、前奏が長いのが気にかかる。
 今までの倉木麻衣制作チームなら、この前奏はバッサリと切っていたのではないでしょうか?

 今回の『gonna keep on tryin'』の長い前奏は、聴いているぼくらの気持ちが高ぶるというよりも、逆に「まだ前奏が続いているの?」と気持ちをなえさせるなぁ。

 そう思いながら聴いています。

   ●

 以上のことを、この『風のららら』に続いてくれる曲に期待して、ここに書き残しておきます。
  

  

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