西村さんによるボルネオ報告
フグ研究で有名な西村さんが、ボルネオに採集旅行に行かれた際に、マッドスキッパーを見つけたということで、わざわざ画像を提供してくれました!!(現在、サイトは休止中のようです)
Puffers island
ありがとうございます!私もいつかはボルネオに行って、確認したいと思います。
以下の文章は西村さんからのメールを抜粋しました。
「採集したのは、ボルネオ島マレーシアのクチンから南へ約30kmにあるPanchorを流れる、Samarahan川です。河口から40kmくらいはあるのですが、潮の満ち引きで、2メートルは水位が変ります。水質は純淡水、phは7.3-7.5でした。 水が引いた後、粘土状の土壌が現れ、その辺りには沢山いました。また流木や草、ゴミの上にも沢山いました。
大きなものは8センチ近くなり、濃い青色をしてとても綺麗でした。数は多いので、簡単に捕まえることが出来ます。
他にデルモゲニーやバンブルビー、カリノテトラオドン・ボルネンシス(淡水フグ)などが多くみられました。ワニも生息するとのことですが、見ることはできませんでした。」
貴重な情報をありがとうございました!西村様に感謝いたします。
かなり小さい個体ですが、面構えはいいですね。
ウロコの感じといい、目つきといい、これはトビハゼ属ではなくて、モドンの仲間のようです。(Periophthalmodon属と思います。)
西村さんの報告によると、背ビレが青であるということから、いわゆるモドン・シュロ(Pn. schlosseri)ではなく、Pn. septemradiatusではないかと考えています。これはあまり大きくならない種類です。腹ビレが丸でなくて、蝶ネクタイ型だと間違いなくこの種なんですけどね。
サワラクでは、この2種は同所的にいるようです。
・・・見に行きたいよ〜〜〜
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