トビハゼの体
トビハゼは魚類の1種ですが、陸上で生活できるように 体のいろんなところが他の魚たちとは違っています。ここでは、特徴的な部分をいくつか上げて説明します。 |
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それぞれのパーツで詳しく説明しています。 |
1 |
エラ |
空気中でもエラは使うの?  |
2 |
腹ビレ |
くっつくために使います。 |
3 |
目 |
頭のてっぺんにある目玉は?  |
4 |
胸ビレ |
歩くための必需品。  |
5 |
尾ビレ |
逃げるときは重要な役割を果たします。  |
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お腹の中 |
腸の長さはどうなっているのでしょう? |
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上のところではヒレの名前がたくさん出てきます。どこが何というヒレか分からないことも多いので、ここで説明を書いておきます。
種類を分類するときに、ヒレの形やヒレの条の数がけっこう重要です。生きているときにヒレの条数を目で勘定することは非常に難しいです。最近ではデジカメで撮影して条数を数えたりすることも多くなってきました。
研究者は標本にした後、このようないろんな形質(体のパーツ)の違いで魚の種類を分類するのです。それは死んでしまっても変わらないからです。そのため、いままでは生きているときの色なんかはあんまり重要視されませんでした。生きていてもいつも同じとは限らないし、死んだ後すぐ色が変わってしまうことが多いからです。しかし最近では体色なども考慮に入れられるようになってきつつあります。 |
自然状態や飼育しているときにすぐ分かるのは、胸ビレと尾ビレですね。背ビレはあることは分かりますが、その形や模様を見るとなると水の中に入るか、怒るかしないとなかなか見ることができません。腹ビレは、水槽の壁にくっついたときよく観察できると思います。尻ビレがあることを確認できていたら、とてもよく観察している証拠です。 |