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日本産トビハゼ類について
日本にはトビハゼ属の魚類が2種類生息しています。 トビハゼ(P. modestus)とミナミトビハゼ(P. argentilineatus)です。 この2種の見分け方を紹介します。 最もよく分かるのが、腹ビレの形です。次に背ビレの模様、それにヒフの質感です。しかし、1番見分けやすい腹ビレが、野外では最も観察しにくいです。見分けやすいのはヒフの質感です。 日本で、この2種を同時に見られるところは、沖縄本島です。 |
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トビハゼ P. modestus トビハゼ属の中で、最も北に生息する リラックスしているときの体色は ヒフの質感は、ぬるんつるんとした ウロコは非常に薄く、小さい。 |
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ミナミトビハゼ P. argentilineatus
世界中で、非常に広域に分布する種。 頭部から尾部にいたる広い範囲で、 ヒフの質感は蛇皮のような感じで、 背ビレには、血のような真っ赤な線が |
野外で見ていると、一番目立って違いが分かるのが、背ビレです。 |
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トビハゼの背ビレ
第1・第2背ビレともに下地は薄いグレーです。 |
ミナミトビハゼの背ビレ
第1背ビレの上縁には太い黒線があり、 第2背ビレは、上縁から太い赤・細い白・ |
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第1背ビレの条数(D1)=10〜17 第2背ビレの条数(D2)=12〜14 |
第1背ビレの条数(D1)=10〜14 第2背ビレの条数(D2)=11〜14 |
ぱっと見てはっきり違いが分かるのが、腹ビレです。 これは野外ではほとんど見ることはできません。 |
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トビハゼの腹ビレ
ちょっとハートっぽい円形。 体が大きくなっても、 |
ミナミトビハゼの腹ビレ 切れ目の深い蝶ネクタイ型。 体が大きくなってくると、 |
2種の違い (巣の違い) |
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