潮が満ちてくると、トビハゼたちはどこへでも行っちゃいます。
青年の主張のように、カキの上にいます。この後、結局水が来て防波堤の壁まで泳いでいきました。干潟が水浸しになったら、水の上を求めていろんなところに行きます。それこそ、カキの上だろうが、水に浮いてるゴミだろうが・・・それどころか、まっすぐに突き出た葦の上にでさえも、くっついています。
沖縄では2001年初夏に異常潮位が続き、大潮になると、雨の排水溝から逆流してきて道路が冠水したところまで出てきました。 すると、どうでしょう!! その海水にのって、道路脇の花壇にまでミナミトビハゼがやってきていたのです。数匹見かけました。
潮の流れを最大限に利用した行動ですが・・・「あんたら、こんなとこまで来て大丈夫かいな?!」と思ってどうなるか心配していました。 もし干上がって、取り残されたら、つれて帰るつもりでした。でも、ちゃあんと引き潮にのって帰っていきました。 本能って偉い!!と思いました。
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