トビハゼは繁殖期になると、オスが泥を掘って巣を作ります。巣が完成すると、メスに求愛して自分の巣で、たまごを産んでもらいます。オスはエスコート上手さに加えて、巣の中も立派でないと、せっかくメスが来ても逃げてしまうこともあります。だからオスは一生懸命作ります。口で泥をくわえて、外に出します。一口分づつ泥を掘り進んで作ります。 奥さんを迎えるのに一生懸命マイホームを作らなくっちゃね! まず最初に、トビハゼの泥吐きを紹介しますね。
泥を入れた水槽の中でも、トビハゼたちは自然と同じように掘り返します。陸地としてお弁当箱に泥をめいっぱい入れておきます。すると、中にいるトビハゼ達は自分の気に入ったように掘り返し、巣を作ります。早いと1週間くらいで作り上げます。作り上げた後も、他の場所を新しく掘ったり、全部をつなげたりします。これは、繁殖期かどうかにかかわらず、オスもメスも隠れ家を作るために掘ります。 そのため、水換えは時々しますが、泥の補給はお弁当箱がほとんど空になったときだけにします。頻繁に泥を補給すると巣を壊してしまうため、トビハゼ達がすねてしまいます。
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