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世界にいるトビハゼ属魚類
トビハゼ属は現在15種が確認されています(下表参照)。
ペットとして入ってくるインディアンマッドスキッパーと
私がベトナムで採集したものは今のところ未記載種です。
(つまり、まだ種が確定していないということです。)
下の表の中で、赤の列の種は私が採集したことがあるもの、
緑の列はペットとして日本に入ってくるものを示しています。
世界で今のところ分かっているトビハゼ属の種類とその特徴
画像
トビハゼ属
生息場所
特徴
英語名
日本での呼び名
(地方名)
{私だけの勝手な呼び名}
○
P. argentilineatus
世界各地(インド洋・太平洋沿岸)
トビハゼ属で最も分布が広く、沖縄は北限
Barred mudskipper
ミナミトビハゼ
(とんとんみ)
{みなみ}
○
P. barbarus
アフリカ西海岸(セネガル〜アンゴラ)
最も大きくなる種
(20cm以上)
African mudskipper:
Atrantic mudskipper
アフリカン
マッドスキッパー
{アフリカン}
○
P. chrysospilos
オセアニア(赤道周辺)
最も高温域に生息する
Gold-spotted mudskipper
{クリソスピー}
P. gracilis
南アジア〜オーストラリア北部
第1背ビレの後ろに
大きな黒点
P. kalolo
アフリカ東海岸〜南アジア・サモア
体が平べったい
(サモアでKaloloと
呼ばれている)
P. magnuspinnatus
韓国南部
1995年に韓国で
新種記載
P. malaccensis
シンガポール・フィリピン・ニューギニア
P. minutus
タイ〜フィリピン・クィーンズランド
一番陸側を好む
Red-fin mudskipper
{ミニ}
○
P. modestus
中国南部沿岸・マカオ・韓国・日本・台湾
体色が一番地味
Chinese mudskipper
(と言われていた)
トビハゼ(かっちゃむつ・とびとびぃ)
{とびぃ}
P. noveaguineaensis
ニューギニア〜オーストラリア北部
トビハゼ属の中で
一番カラフル
New Guinea mudskipper
○
P. novemradiatus
西南〜南アジア
潮間帯上部に生息
Dusky-gilled mudskipper
{ノーベム}
P. spilotus
スマトラ島・インドネシア
1999年にスマトラで
新種記載
{デメトビハゼ}
○
P. walailakae
タイ〜マレーシア
2002年にタイで発見
{ラノン}
P. waltoni
ペルシャ湾〜パキスタン
トビハゼに似ているが、第2背ビレが大きい
Walton's mudskipper
P. weberi
インドネシア・インド・ニューギニア・ケアンズ
背ビレの第1軟条が
非常に長い
Weber's mudskipper
○
Periophthalmus sp. 1
ミャンマー・インド・タイ
第一背ビレの全体が
赤い・小型種
Indian mudskipper
インディアン
マッドスキッパー
○
Periophthalmus sp. 2
ベトナム北部(ドソン)
ミナミトビハゼに似ているが、腹ビレが杯状
{ベトナムン}
一覧表
世界での
分布地図
流域分布
クリソスピー
ノーベン
ワライラケ