剱 岳 登 山
2011年9月 早月尾根
このままでは今年の山行が出来ず仕舞いになってしまう。 そんな焦燥感もあってか無理やり車を馬場島へと走らせた。 早月川沿いの未舗装道を砂埃上げながら駆け抜ける。 毎度の事だがまるでサファリラリーのようだ。車はバウンドし砂だらけ。 ちなみに富山側から来るとこの道は通らずに済むのだ。あまりに不公平。 さて、夜明けと同時に登山を開始する。 多くの登山者は涼しいうちに急登を登り切るためすでに出発しているようだった。 おそらく最後発で出発したと思う。 |

| 最高のお天気! 登山路の途中には立派な立山杉があって見所である。 休憩なしに一気に上げたので早月小屋までは割と早かったと思う。 小屋からちょっとのところで、早くも下山中の中学生とすれ違う。 その足どりの軽快さに驚かされる。 |


| 私はハイカットのやや重めの登山靴を履いていたのだが、 ローカットの軽快なシューズを履いている人のほうが多かった。 最初の鎖場を過ぎると、いよいよ岩場に差し掛かる。 確かに岩場ではあるが落ちたら致命的な所など無いように思えた。 それだけよいルートに道が刻まれているのだ。 日帰りでこんなに素敵な景色が楽しめるなんて、 この登山路には感謝しなければならない。 |

| 頂上直下で前剱からのルートと合流する。 どちらかと言えば、向こうから来る人のほうが多いように思えた。 10:30分頂上に着く。登り約5時間かかった。(休憩なし) 平坦な頂上には10人ほどいて混雑していた。 頂上の祠は映画撮影のとき一時撤去されていたそうだ。 そんな会話が聞こえた。 |

| i-Podから漏れ聞こえる音楽。 口紅とか化粧直しをする山ガ〜たち せっかくの景色をスマホで撮る人々 撮ったらそのままツイートだって、 ユーザーネームで呼び合い会話してはる 生の果物やロールケーキは景色も添えてパチリ それが頂上で憩う人々の行動だった。 紙の地図を広げているのは私だけ。 ダサい組合手ぬぐいで汗を拭うのも私だけ。 山々をじっくり眺めているのも私だけだった。 時代は完全に変わったのだ。 沢登りなんてもうやめよう。 |





| 針の山にしか見えない北方稜線方向に登山者が見えた。 一見して通行不可能に見えるエリアだが何かしらのルートがあるようだった。 ちょっと魅力的に思った。 いや、魅力的に思うこと自体が間違いなのだと思う。 |

| 帰路、トレラン系の三つ編山ガ〜と競うよう走り下山した。 今まで見た中では一番早くて、抜けそうで抜かせてくれない。 ストーカーに思われたのか最後には先を譲ってもらったのだが、 追い抜きざま顔を見たらめっちゃ可愛かった。 膝はもうボロボロだがまた来なければと思った。 良い山行だった。 |