冠 岳 山
冠岳山(クァナッサン) 632m(大韓民国)
2011年6月13日(月)
| 冠岳山へのアプローチは、ソウルナビの記事ではソウル大学からになっていたが、私としては地下鉄駅からのアプローチが分りやすいので4号線の舎堂駅(サダン)からとした。 舎堂駅を下車し適当な出口から交差点へ出る。持参したガイドブックの地図を見ながら登山口を探す。しかし、それらしい場所が見つからない。最初にジモティらしき若者2人に尋ねるが分らないという。次に店のおばさんに訪ねると、あっちと手を差し向けてくれた。どうやら交差点の反対側のようだった。もう一度地下道をくぐり交差点の反対側に出ると登山者らしきがいた。まずは一安心。その登山者についてゆく。登山者が立ち寄ったスーパーでビールとお茶を1本ずつ購入する。食べ物はお腹の調子が悪いので買わなかった。 |



| 登り口はガイドブックにあったお寺の門ではなく私有地の畑だった。最初から間違えたのだが登山者がいるので、安心してそのまま付いてゆく。人里の作業道と言う感じの地味な道を汗をかかないよう登る。登山者の遅いペースに合わせて登るが、そのスローなペースでさえだんだんきつくなってくる。暑さのせいもありお茶をがぶ飲みする。途中で別ルートと合流し、水場らしきから5分で稜線に到達する。その先に岩場がありそこを登ると国旗が靡いていた。 「あれ?もう着いちゃったの!」あまりの楽勝ぶりに「なぁーんだ、大したことないじゃん!今回はハズレだ。」と呟く。この程度の山だったか?っと改めてガイドブックを確認すると写真にあった絶壁の建物が無い。まさかと山の周りをよくよく見渡すと、見えないぐらいの遠くに鉄塔をもった大きなピークが見えた。「まさか冠岳山ってあれ?」 その通りだった。そのあまりの遠さに愕然とする。この国旗が掲揚されたピークは単なる休憩場所。山をなめたことを心から反省する。食べ物ぐらいは買っておくべきだった。それより水分が明らかに足りない。 |

| 国旗掲揚ピークからは馬の背状の砂っぽい稜線が永遠続く。とにかく歩き続けるしかないと思った。出来るだけ汗をかかないようペースをセーブする。少し小高い場所からは風が通るようになり涼しくなる。風の良く当たる場所で体を冷ます。この方法で2時間程喉の渇きを凌ぐ。それでも限界が来て残り少ないドリンクをチビチビと消費する。 |





| ようやく冠岳山ヨンジュデ(恋主台)が見えた。ちょっとした鎖場を登り冠岳山へ無事登頂。売り子のアイスクリームで喉を潤す。ちなみに年配者はアイスクリームのことをアイスケーキと呼ぶ。 |


| 下山は、最短コースから4号線の庁舎駅に向かうつもり。ところがここでコースミスをしてしまった。 冠岳山直下の神社から急階段があり、ここが下山コースだと勘違いする。急階段を下りると道はだんだん左側にそれ、ほぼ水平道に。それから徐々に登り道になった。反対側からも人が来るので予定の下山コースに間違いは無いと信じていたのだが、緩やかな登りが急になった時点でおかしいと思い、休憩している人に尋ねると、このコースは庁舎駅には行かないということだった。もう一度稜線まで登り返せって!正直迷ったが、ここまで来て引き返すなんて考えれないのでこのまま行くことにする。やはりというか暫くして見覚えのある道に出た。 つまりこの道は、冠岳山直下の岩場を避けるための回避ルートだった。確かに、ガイドブックにも記載されている。岩場を降りてくれば5分とかからないところを無駄に大回りをしブーメンランのように戻ってしまった訳である。ギブアップ! ぬる燗に等しいビールを空け休憩する。また来た道を戻るのかとうんざり気分だった。ここからの下山者はそう多くはない。たまたま前方に薄着のアガシがいたので付いて歩く。途中トレランのめっちゃ速い人たちが抜き去っていった。滑って転んだり、道を間違えたりしながら、なんとか舎堂駅へ。まずはコーラの一気飲み。駅のトイレで着替えを済まし4号線へ。 冠岳山への登山は秋〜冬が良いと思う。また、登山と言うよりトレイルラン向きで、距離はあるが登りは少ない。 |
