道 峰 山
道峰山(トボンサン)740m(大韓民国)
2011年6月6日(月)
| 今日は韓国の祝日。前回の教訓から登山開始時刻を遅めの9時に決め、8時に出発する。地下鉄1号線に乗り道峰山駅で降りる。登山者のほとんどがここ下車するので、その流れについて歩く。 駅から出てすぐに登山店や食べ物屋さんが軒を連ねる通りになる。そこをキョロキョロしながら歩く。ワゴン売りのメーカー製半そでが1000ウォンなので思わず立ち止まってしまう。とりあえず食べ物が無いのでキンパ(海苔巻き)とビールを買う。これは頂上で食べる予定なのだ。韓国ではそうゆう慣わしになっている。正確には、酒はマッコリでつまみはチョッパル(豚足)でご飯類はキンパ(海苔巻き)というのが韓国登山のスタンダードスタイル。あとは焼き魚かな。炭火で焼いているのでとても香ばしいのだ。下山後に一杯引っかけるなら焼き魚がいいと思う。 |




| 登山コースは大まかには2手に別れ、最初の分岐を川を渡って左へ行くのが最短コースで川の右手を歩くのがやや遠回りなコースだが大差は無い。(下山後に調べて判明)いずれのコースも途中で複雑に分岐するが、最終的には同じ主稜線に出る。道峰山は1峰ピークだが、5峰の稜線全体を道峰山と言っていいほど複雑な地形をしているため、稜線=登頂という解釈でよいと思う。 |




| 右手の人の少ない登山路を行く。大勢いた登山者も歩くに従い少なくなってくる。登山路は渓流に沿い水の中には小魚が確認できる。ハヤの類だろうか、近づいて写真を撮ろうとすると一斉に隠れてしまう。見知らぬ韓国人のペースについて歩くが意外とみんな速い。道というより枯れた沢を1時間ほど登る。次第に心臓破りな急登になり、最後は果てしない階段だ。ここで完全ノックアウト。噴出する汗が止め処なく出続ける。飲んだドリンクが1分後には汗となって出てしま感じなので、飲み物をセーブする。同じく汗だくのアガシ(おねーさん)の後ろをマークしながら登るとそこは稜線だった。 |





| 稜線から峰伝いには真剣な岩場があるので靴の紐を締め直す。稜線を一つ一つのピークを踏むために縦走する。途中キレットが登場し焦ってしまう。時々落ちてしまう人がいるらしいのだ。とりあえず落ち着いた場所でご飯を食べたい。キレットを越えた辺りで休憩とする。もう少し行けば安定した場所があったのだが気づかなかった。 早速、ビールとキンパを頬張る。日本円で170円ぐらいかな、安いでしょ!キムチも付いてます。量もあるし十分。さすがにマッコリ飲んで稜線を歩くのはヤバいと思うけど。でも、休憩している老若男女のほぼ全員がマッコリを飲んでいた。慣習というのは恐ろしいものだ。 稜線のコースはちょっと危険でバリエーションがありレベルに応じ様々な登山が出来る。(忠実に辿るならクライミング装備とパートナー必須)そして何より眺めが素晴らしい。道峰山が人気の山である理由がよく分った。また登りたいぐらい。5峰のうち1峰だけは空中懸垂で降りなければならない。 |



| 下山は登りの道とは違うコースから降りた。このコースも渓流沿いにあり、水のある渓流沿いの彼方此方でピクニックを楽しんでいる人々の姿があった。稜線まで登らずここでまったり過ごす人も多いようだった。渓流が人々の憩いの場になっているという点では日本と同じ。ただ、渓流と言っても脂ハヤ的渓流なのだが?まあ〜釣り師にしか分らん表現か。 こうしてみると、登山の楽しみ方は習慣こそ違うけれどほぼ日本と同じだ。レベルに応じての遊び方があるのだ。下山時に道峰山駅の向こうにも大きな山が見えた。次はあそこか? 観光コースと言われる割には良い登山だった。登山のする人々の表情が良かった。 余談だが、韓国人は滑ったらアウトという場所でも平気で登り酔っ払う。しかも、一般登山者が空中懸垂する。あらためて思うが高所感覚が日本人とは明らかにずれている。アスレチック感覚なのかな? |



