北 漢 山

韓国  北漢山(プッカンサン)白雲台(ペグンデ)836m

2011年4月29日(金)







 朝7時にソウルを出発しタクシーで39号線沿いの西側登山口へ。本来賑わっている筈の登山口にはまだ登山者の姿はない。予想外の展開に戸惑ってしまう。何故なら、登山路が分らないため登山者の後ろをついてゆくつもりだったからだ。

 通りには登山関係店が軒を連ねる。その通りを進むと車止めのゲートがあり、そこを進むと車道と遊歩道に分岐する。遊歩道が渓流沿いにあり、とりあえずこれに沿って歩く。最初の案内板にはちゃんと登山ルートが示されてあった。それを見て概ねコースの概念を理解する。









 久しぶりに見る渓流だ。流れを覗くと落ち葉が堆積し魚の気配は無い。まるで秋枯れした渓流のように透明な水がしょぼしょぼと流れている。

 雨が降り出した。これも予想通りのことで傘を差し歩く。15分ほど歩くとだんだん傾斜が出てきて息が上がる。でものんびりはしていられない。実は夕方から仕事なのだ。時間は決まってないが起きたらいくよ!としか伝えてない。




日本にありそうな渓流






 やがて遊歩道は左岸から右岸沿いに変わる。神社を過ぎると今度は支流沿いの左岸の道になる。そして、右岸に渡るとまた道が分岐した。分岐の左上に建物が見える。右は渓流沿いに進む。一応案内板があるのだが読めないので分らない。

 多分、渓流沿いだと思ったのでそのまま右岸を進む。ここから本格的な登山路となり傾斜が上がる。ここで止んでいた雨がまた降り出す。しかもちょっと強い雨だ。雨具の持参がないのでとても憂鬱な気分。とりあえずお腹が空いたのでおにぎりを頬張る。もちろん具が赤く辛い。

 黙々坦々と歩く。人気の登山路だけにこの孤独感が快感である。やがて鞍部状の尾根に到達しそこに城砦の穴みたいなのが開いていた。そこを通り抜けると山の反対側に出た。帰りはこの反対側へ下山する予定である。






頂上までの登りは手すりや階段がつけられた岩場だった。

これが意外と怖い。落ちるはずがないのに反射的に足がすくんでしまう。

景色を観賞する余裕もなく足を震わせ登る。

やっとの思いで頂上に着く。










意外と怖い!




まずは国旗に敬礼!

天気が不安定ながらも黄砂もなく薄っすらソウルが見渡せた。

ソウルの屋根に我一人。

きっとこれはすごく贅沢なことに違いない。

万景台(マンギョンデ)


白雲台(ベグンデ)へ(頂上)






懸垂下降中のクライマー



下山は反対側の牛耳洞(ウイドン)に降りた。

下山時にようやく人とすれ違う。

途中に2箇所、食堂や売店などがあって一気に観光地になってしまう。

クライミングの有名岩場もあるのでクライマーの姿もあった。

登山観光地であるウイドンは賑わっていた。

そして、つまらない日常へとタクシーは急ぐのだった。





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