佐渡山BCスキー
2008年1月20日(日)戸隠高原佐渡山(さどやま)
モトP きむっち よっちゃん あめやん 大ちゃん
シャラフの下に敷いた薄い銀マット。この冷え込みでは何の役にも立たず、地表から伝わる冷たさは半端じゃない。皆はウレタンマットやエアマットを敷いているので気持ちよさそうに寝ている。昨夜の便所のほうがマシだったか、、明け方の冷え込みはさらに強烈だった。 さて今日は、戸隠の佐渡山で軽く滑って早めに帰宅するということであった。佐渡山は、昨年行った乙妻山行路途中の鞍部右側の山である。出発点はもちろん大橋。出発時間が8時を回っていたためすでに数台の車で駐車スペースはいっぱいだ。あめやんは足が痛いらしく皆に先に行くよう言っている。「途中で引き返し、車の中で寝てるわ。」と、一人寂しいことを言うもんだから、私は佐渡山なら足が痛くても行けるだろうと思い、あめやんと行動を共にすることにした。行動を共にする事は、先に行ったよっしーには伝わっていなかった。 |

| あめやんは林道を歩く分には普通のペースで歩いているので、ぜんぜーん心配ないように思えた。「というかお前が一番心配や!!」と、つっこまれそうだがピンポーンその通り!林道が右と左に分かれる。どっちだろうか?またまた居た二人に「佐渡山はどっちですか?」と尋ねると「左です。右からも行けないことないけど・・・」と親切に教えていただき、我々は素直に左側へ向かう。きむ、もと、よっちゃんらは既に登り始めている頃だろうか。だが、途中まで行った所で「これは乙妻へ行くのと同じ方向だな」とか「さっきの人に騙されているかもよ」と、不安を感じたので念のため引き返すことにした。あめやんも素直についてくる。実はこれがオマヌケ劇場の幕開けだったのだ。 |

| 林道分岐に戻って今度は右側に進む。すぐに登山道という看板が出て、トレースは尾根を緩やかに上がって行った。やはりルートはここだ。「ここで間違いない!」と、きっぱり言い切った私に、あめやんは何の疑いも持っていなかった。穏やかに日が差す植林の隙間をあめやんが物静かに登ってゆく。その後ろをストーカーのように「ぜーぜーはーはー」息を荒げ着いて行く私。迷惑だろうからやや距離をおいて歩く。でも、どんどん離されてしまう。「俺、登りは遅いんだよね、釣り師だから」などと、いつもの言い訳がましいセリフを吐く。都合の悪いことはすべて釣り師という身上のせいにしてきた己の恥である。途中のんびり休憩しながらハイキング気分だった。ここまではとても清純な雰囲気を保ってきた。このまま順調に上げれば、きっとよっちゃんらが待っているに違いない。そう信じて疑わなかった。 ところが、またしても分岐が出た。トレースも二つに分かれている。看板には「右:峰の大池 左:西新道」と書かれてあった。「さあーいよいよ困った!」だが、私の勘は冴えていた。左は明らか水平道になっている。しかも行く先が峰の大池だ。これは登路ではない。西新道が佐渡山への登路である。なんせ新道というぐらいだからなあー間違いない!あめやんは左だと言っていたが「右で間違いない!」という私の強気に押される。 西新道は幅広く、登山路であることが雪が積もっていても分かるぐらい明瞭だ。しばらく登ると原生林が濃くなりトレースらしきがあちこちに分散する。よく見ればトレースというよりスキーで滑り降りてきた跡だ。なぜならば、ストックの跡がないから・・・気づくの遅かったか。 |

| 一方その頃・・・とっくに登頂しているはずの先行3人が、登り口で私を待っていたらしく、待てど暮らせど私が来ないため、わざわざ林道の分岐まで戻り私を探し廻ったそうだ。そして右側の我々が登って来たトレースを追うのであった。あめやんの話では谷の方から大きな叫び声がしたそうだが、それがケモ氏だったらしい。ケモ氏が「まさか西新道へ?そこまでアホちゃーうやろ!」と言うと、よっちゃんが「大ちゃんやし十分あり得る」と、分岐の看板の前で話し合ったそうだ。そして右の西新道に未練を残し我々とは反対の峰の大池方向へと向った。それでも我々を発見できなかったため、捜索をあきらめ登路を大巡回して佐渡山へ登るのだった。例の獣足で僅か30分足らずで登頂。(申し訳なかったです。) |


| そんなこととは汁知らずのあめやん大ちゃん組は、もはや西新道からもルートを外れ徘徊中。これで吹雪にでもなったら来たトレースが消失し間違いなく遭難。ここまで清純に育んだ愛だったが、そろそろ身の危険を察したのか、あめやんが引き返すと言い出した。そして「あれが佐渡山じゃないの?」と行く手左の山を指した。確かに、いかにもスキー向きな山である。その凡頂な山をよく見れば斜面にシュプールが描かれている。ガーン!! さらにその遥か向こうに真っ白な鋭い頂が・・・。それがどうにも見たことのある形なのだ。私は心の中で「きっと向こうのは高妻山だ。あめやんの言う通り手前のが佐渡山なのだ」と後悔する。ということは、向かう目の前の山はいったい何?右の山は何??実は、我々が向かっていたのは佐渡山ではなく黒姫山だった。この辺りのロケーションを知っている人なら「どうやったらこんな間違い起こるの?」と不思議に思うかも知れないが、自分でも分かりませーん。 |


| 下りは余計足が痛かったというあめやん。無理させてごめんね。もし、あめやんの足が元気だったら、きっともっと面白い結末が待っていたに違いないが、まあーそれはまた次回のお楽しみということで。私は地図の持参も無いし、早い話がよっちゃんにガイドしてもらいスキーを楽しんでいる身分なので、よっちゃんやケモ氏にとってはかなり迷惑な話。とにかく今回は、やることなすこと全てボケボケでした。でも、夏はがんばらさせていただきますので我慢してー。 追伸 メンバー皆様、大変ご迷惑をおかけ致しました。誠に申し訳御座いません。 ケモケモ殿、送り迎え有難う御座いました。 |

