かみのやま の人々
無料バス ホースライナーを利用する人たちは
圧倒的に年配の方々が多いです。
競馬場の中に入ってからも同じ。
「いま、野良仕事終えてきたんだ」って感じのおじさんや
「子守りついでに、孫を連れて遊びにきたんだ」って感じのおばさん。
なんて言っていいのか、上手く言葉が見つかりませんが
みなさん、ギスギスしていないんです。
そんな方たちと、蔵王連峰を遠くに望む
長閑な競馬場の雰囲気が相まっていて
僕は かみのやまの競馬ファンが好きでした。

競馬場の門をくぐると・・いや、くぐる前からか(笑)
元気のいい声が聞こえてくる。
「はい、本日も第一レースから、本線的中!」
かみのやまの名物といってもいい 新聞売りのおばさん達である。
3つブースが並んでいるのだが
一番左のブースの おばさんが特に威勢がいい(笑)

「さぁ、本日も第一
第二レースはジョッキーをニックネームで紹介しましょう」
いつから始まったのか、なぜ始まったのかは不明だが
かみのやま では1、2Rの本馬場入場時、騎手はニックネームで呼ばれる。
そのニックネームっていうのが・・・なんともスゴイ(笑)
“スッポンの須田” “マムシの秀” “スター三浦”
“ジェイソン前野” “忍者 服部大地” “大輔 サンタマリア”
“燃える闘魂アントニオ小嶋” “カキピーの板垣” などなど
誰が名付けたのかは知りませんが
(実況アナウンサーの方が付けたとの噂もある)
これって、騎手は納得してるんでしょうか?
まさか本人が決めたって事はないですよね(笑)
「オレはそうだなぁ・・カキピーと呼んでくれ!」って(爆)

その騎手のニックネームを付けたと噂されている
実況アナウンサーの与那覇(よなは)さん。
かみのやまの競馬ファンはみんな与那覇さんが好きだったと思う
僕も もちろん与那覇さんの実況が大好きでした。
ジェニュイン産駒のトムホープが初勝利をあげた時、ゴールした瞬間
「トムホープ、嬉しい初勝利です!」
さりげない一言ですが、馬に対するやさしさを感じて
いつまでも僕の胸に残っている一言です。
きっと与那覇さんは
かみのやまの馬たちが大好きだったんだと思う。
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