バイク&フィッシング

 Bike&Fishing

■バイク試乗 〜次のバイクはどれにしょう
■DUCATI(ドカッティ)試乗 2004/8/21 SAT
 最近またビックバイク欲しい病が再発し、SUZUKI 「」に始まりHONDA「CBR100RR」,YAMAHA「YZF-R1」,DUCATIと欲しいものが週代わりに目まぐるしく変化している。
今週はドカッティのSS1000DSもええなぁ-と思いだして、家から15分ほどの正規ディーラーに見に出かけた。

 対向車線から中央分離帯越しに見えるショップは、バイクは並べられているが、ショールームの明かりも薄く土曜日なのに休みかと思わせる感じで、ハーレーのショップほど派手さはないようだ。
看板には「1年中試乗OK」とあり、もしや999の試乗も出来るのかと期待が沸いた。

 ショールームに入るとカウンター越しに首だけが見える男女がいて、ドカに跨らして欲しいと言うと、男性が出てきて「試乗しますか?」と言って出てきた。
早速、速攻の試乗かよーと思いながら、「それじゃSSと999に乗せてください」と言って気分を高めて手続きを終えた。
まずは、SS1000DSに乗る。暖機運転中の排気音はドカッティの印象からは程遠いおとなしいサウンドでSUZUKIのSV1000ような国産車のようでありプループルーと振動もなく回る。


SS1000DSのグラマスプロポーション

 乾式クラッチは初めてかと聞かれて、繋がりが独特なのでと説明を受けたが、意識せずともスムースに繋がり最初の信号待ちまでたどり着いた。
安定性が無いと言われていたSSだが、車の横を難なくすり抜けていけるのでジェベルよりはさすがに安定感がある。
信号待ちの間、ローに入れてクラッチを切っていたが、高速と合流の変則信号のため待ち時間が長く、クラッチを切っているのが苦痛なってきた。
「なんダーこの反発力は!」重いとは聞いていたが・・。

一般的に重いと言われているクラッチは、レバーを移動させるのが重く、一旦握ってしまうと機械的な抵抗からその位置をキープしてそれほど力が要らないものなのだが、そう!まるで握力強化の「にぎにぎ」するやつと同じような感じだ。


メーターステーが見えて昔のSSの面影が見える。

 コーナリングは独特でパタッと倒れる感じがありヒラヒラ感があるといわれるが、交差点での曲がり角では普通の国産車と変らずすっと周り、ビューエルほどの爆発的なトルクも無く扱いやすいパワー特性だ。急激なアクセルワークをすると6千回転ほどでフロントが浮くといわれていたが、2次的な加速も無くフロントは浮くことは無かった。加速感は至ってスムースであり、振動もミラーが揺れるのみで人体にはエンジンの振動は伝わってこなかった。


グラマスな絞込みを持つタンク

 ワイドオープンして加速を試したあとのブレーキングではフロントはリニアに握るほど効いてきたが、後輪はどうしてこんなに効かないのかというくらい押さえられていて、普通に制動を掛けると9:1の割合になる。低速のコーナーや交差点の曲がりで、後輪を引きずりスピードを調整するライディングには合わず、フロント頼りのスピード調整となった。
 コクピット周りでは、ステアリングの垂れ角が下がり気味で、上体を手のひらで支えることが出来ない角度であり、グリップを引っこ抜く感じに体重が掛かる。アフターパーツで改善が必要だ。


前衛的なフォルム

 999にはスタンダード使用のモノポストと、それにオーリンズサスペンションとチタンクランクを奢った999S。レーシングホモロゲーションの999Rがある。それぞれ馬力も違い価格もそれぞれ1,980,000 2,350,000 3,750,000と鰻登りに上昇する。

 試乗車は124psのスタンダードモノポスト。クラッチを徐々につないで走り出すと、車体が軽いせいか重さを感じることなくスッと前に進んでいく。SS1000DSより上質な乗り心地に思わずニンマリ!低回転時がスムースで2千回転も回っていれば十分なトルク感があり、ツーリングにも十分使用できる感じだ。信号を左折してアクセルをワイドに開けて車を1台パスし、進路変更をしながら減速すると、フロントがビックリするほど効いてバランスが崩れた。リアブレーキが効かないため、フロントに力が入りすぎて、その強烈なストッピングパワーのせいで後ろが前に出てきそうになったのだ。峠でオーバースピードで進入しても十分な制動力が助けてくれるだろうが、諸刃の剣の場合も無きに・・。
テクノロジーの塊
 ギヤチェンジも慣らしの十分じゃない試乗車のためか硬く、特にシフトダウンでしっかり踏み込みまないと変化しているかわからないときがあった。右足のブレーキは強く踏んでも原付スクーター並みの制動力しか得られず、左足ともども意識して強く踏み込まなければならなかった。その反対に上半身の腕はアクセルとクラッチは微妙に操作し、フロントブレーキは非常に効くため下半身とは逆の繊細さが必要だった。
ここからのショットがカッコいい
 加速フィールは発進付近の低回転から7千回転程回したがスムースに加速して恐怖感は無かった。シートはやや硬めで全体的なバイクからくるインフォメーションがカッチリしているので、乗り手の操作やちょっとしたミスがダイレクトにバイクに伝わるようだ。チャリンコのロードレーサーのような硬質でとっつきにくさもあるが、慣れてくるとそのダイレクト感が愛おしく感じ、自在にこのバイクを操れるようになるだろう?

 2台のドカを試乗してSS1000DSは旧車の香りがして古典的。悪く言えば洗練されておらずガサツ感がある。それがドカッティというものかもしれない。135万円と手が出せない価格ではないが、これじゃなきゃだめだと思わせるわくわくさせるものが無い。

 999の方はシートも低くて安心感があり、ポジションも自然でビックバイクの風格が漂う。各パーツも文句無く一級品で購買欲をそそられるが、価格が200万オーバーとなり現実的な面で躊躇させられる。しかも、ツーリングには荷物の搭載もままならず、シートエンドから来るマフラーの熱気や水冷のためエンジンからの熱風が停車時に気分をそいでくれる。日帰りで峠に行ってバイクと対話して遊ぶ。そんな使用目的が一番あっているのかな。

■スズキの試乗会と再びBuell 2003/10/13 MON
 朝からの雷を伴う嵐のおかげで開催が危ぶまれたが、正午前から雨も上がり六甲アイランドの教習場までスズキの試乗会へ行ってきた。
バイクはGSX1000RとSV1000Sからスクーターやビックボーイまで計8台で、主催者の先導車について教習場の外周を5週まわるものだった。
最高速は40キロほどしか出せなかったが、ハンドリングやライディングポジションを知る上では結構参考になった。


GSX1000RとSV1000S

 まずはV型エンジンのSV1000Sのパワー感を試したくて一番に選んで乗車した。
試乗車のためレバーの角度が水平だったのを除けばライディングポジションや操作性には違和感無く「Good」って感じで、先日試乗したビューエルのRにカウリンクが似ている。
回周を重ねて行くうちに意識してバイクを寝かせてやっても(寝ない)立ち上がりでアンダーが出て大回りになる。
パワーも4千回転ほど回しても期待したほどのトルク感はなかった。

 もう一方のメイン車であるGSX1000Rはカウリングがライダーに寄り過ぎるように感じたが、ハンドリングはこちらのほうが何枚も上手なようで思い通りにコントロールができた。
低速からのパワーの付きも、アクセル開度にリニアに車速が反応する誰でも乗ることができるフレキシブルに富んだエンジンだ。
両車を乗り比べると曲がるのはRで、直進のSVと言ったところか?

 買うならGSX1000Rが思い通りに操れるから楽しい。SVはもっとじゃじゃ馬な個性があれば魅力的に思えたんだが。

 初めて色々なジャンルのオートバイに試乗してみて同じメーカーでありながらバイクには排気量や目的に応じた「キャラ」があるんだと再認識した。
また同じエンジンなのにビックボーイとグラスストラッカーではサウンドやアクセルに対する付きが違っていたり、組上げ時の当たり外れが出ていたようだ。

 スクーターではまずスカイウェーブの650に跨ったが、こんなのを街中で使用したら全く面白く無いんじゃないかと思えるくらい鈍重でオイラ的には高速走行専用車だ。
ベストは400でキビキビと車体を操作できワインディングでも楽しいぞーって感じで、色々なライディングポジションを楽しめて気持ちよかった。
250は車体は400同様に扱いやすかったがアクセルに対するレスポンスがダルに感じた。


03モデルのXB9R

 GSX1000Rの試乗した感触を忘れないうちに、比較のため、またしてもビューエルの試乗に行った。
こんどは東大阪のワールドビックバイクという外環状沿いの店で、小さなプロショップだった。
対応してくれた店員さんとはテンポ良く会話できて、波長が合うのか楽しく何でも質問できた。
試乗したコースも外環状だったのでフルパワーを味わうことができ、ビューエルの印象がますます良くなってきた。(困ったぞ!)


セパハンをオリジナルに変更しupしてある


ひと時の愛車?になったXB9R


04モデルXB12S

 カウリングの付いた03’XB9Rとネイキットの04’XB12Sにそれぞれ試乗した。
9Rのポジションはレーシーな前屈姿勢でカウリングが前方に突き出ている好みのタイプだ。
走り出してすぐGSXRや国産Vツインとは明らかに違った加速感がすぐに味わえた。
タコメーターの半分も回さない状態でも「怒涛(バイク雑誌ではこう表現している)の加速感が味わえて非常に楽しい。
発進のクラッチ操作を少しでも誤るとスリップするではなく、フロントがポンと浮き上がるのは超ショートホイールベースだからだ。

 信号待ちで先頭に立ち発進から全開走行を試してみたが、6千回転以降は2次元的な胸のすくような加速はなくセカンドに入れるとフロントが少し浮き上がる程度の加速だった。
だが3,4千回転の領域がこのバイクの持ち味でアクセルを開けたとたんに猛烈な加速Gが待っている。
引き換えにこの03’モデルでは右足に結構振動を感じて「これじゃ高速道路は無理だな」と思えるくらいバイクの振動が伝わってきた。

 今度は1200tの04’XB12Sネイキットに試乗したが、9Rと比べると低速トルクを2倍にしたようにアクセル開度に反応する。
40キロくらいからアクセルを1、2ミリでも開けてやると「グワーッ」と車速は10キロ以上アップする感じだ。
04’モデルの12になったためか60キロ以上では大きな振動はなくなり100キロ走行では全く振動は感じられなかった。(う〜ン、素晴らしい!)

 買うなら絶対04’XB12Rだね!乗れば乗るほどエキサイティングな加速が日常的な速度域で味わえるのは現在の国産車では味わえない喜びだ。
750が誕生して20年以上たった今、こんなエキサイティングで乗り手がバイクと対話する癖のあるオートバイが国産車に在っても不思議ではないのだけれど・・・知らないだけかもネ。
 こんなエキサイティングなバイクも体が元気なうちは楽しい。
ロングツーリングで長距離を走って疲れだしてしまうとやはり楽チンなオートバイがいいね。 
なぁジェベル。

■Buell(ビューエル)試乗 2003/10/11 SAT
 三日酔いの影響と天候が下り坂のためゴロゴロとバイク雑誌を見ていたら、最近取り上げられているビューエルなるバイクに興味を持ち始めた。
実車を見たいがため近畿の販売店を探していたら、自宅から10qほどのところにビューエルの特約店が見つかった。
試乗車もXB9Sと12Rなどそろっているらしいく、どうせ暇なんだし試乗できなくても見て触ってみるのも良いかと昼から出発した。

 少し迷ってBuellの看板を発見。倉庫を改造したようなファクトリーのような印象を受けた。
ショールームにはハーレーが規則ただしく並べられていてBuellは道路に面したスペースに10台ほどすぐにエンジンを掛けられる状態で並べられていた。

 第一印象は、「案外ヒップ周りがかっこよく安っぽさはないな」と好印象に感じた。
Rのカウリング付きは前から見るとライトの下のボリュームが欠けていてカエルをつぶしたように感じるが、実車では目線の高さでバイクを見るので近距離では気にはならない。
すぐに「試乗しますか?」とたずねられたのでXB12Rの試乗をお願いした。
エンジンを暖気している間に必要事項を書き込み試乗コースの説明を受けバイクに跨った。
ただコーナリングの時はハンドルに体重を乗せず力を抜いてくださいと注意を受けた。

 チェンジは5速の一般的なリターン式で、普通に1速に入れてするすると走り出した。
次にステップに足を乗せるのだが久しぶりのバックステップのためか乗せたところがチェンジの上で右もブレーキこそ踏まなかったがかなり前にステップを踏んでしまった。
50M走ると左に折れるのだがバイクを倒しこめずに足を出してのかっこ悪い曲がりとなってしまった。
S字のコーナーの進入時に「曲がらない」を体験した。
このバイクの癖でシート後端に乗ってハンドルを切らずに体重移動で曲がるとすごい旋回性能を体験できるらしい。
初めてのコーナーでは誰もが戸惑うらしく実際この短い試乗の時間ではコツを飲み込むことはできなかった。
慣れてくると誰でも怖さや不安を感じず軽快にコーナーを抜けることができるように開発されたようで、素晴らしいハンドリングをするのが売りのようだ。

XB12Rのメーター周り

 もうひとつの売りはハーレーダビットソン製の45度Vツインで1,203CCの排気量がもたらすトルクフルな走りが低速の回転域からの快感を暴力的に味わえるらしい。
試乗車でも4000回転まで回してみたが立ち上がりからアクセルにダイレクトに反応する感じで車速はリニアにあがって日常的に美味しいパワーを使い込む。
反面、アクセルオフから開けるときに相当なトラクションが後輪に掛かりパワーバウンドを常に使用している状態で、県道の砂利の多い道や濡れたスリッピーな路面では慣れないと気を使うようだ。

 コースを一周して帰ってみると路上にXB9Sがエンジンを掛けられて試乗されるのを待っていた。
984CCのSタイプ、ネイキットはマフラーを変更していてポジションもレーシーな前屈姿勢に変更している”ハイサイド”仕様のスペシャルバイクだった。
サウンドはジェベルのマフラーよりも静かで回しても音量が増加しないようでやや物足りない感じだった。
加速性能は明らかにXB12Rがエキサイティングで面白く刺激的で、XB9Sの加速は「制御できる加速」といったところだ。
感じでは高回転までグルーと回っていく感じでXB12Rはババーっかな!?

XS9Sのコックピット

 Sタイプはレーシーなポジションに変更されていたためか、足が上がってハンドルが近く低いため手のひらの外側に体重が乗って少しの間でも苦痛に感じた。
Rタイプは1.2Lのため加速性能もエキサイティングでハンドリングも癖があり非常に乗ることが楽しかった。
ドカもスパルタンではこれ以上なんだろうか?帰り道のジェベルは羽毛布団の上を走るまろやかなスクーターのような乗り心地で、「ツーリングはこれやな」っとほっとしてしまった。

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