目では1つの星に見えても、望遠鏡で見ると2つ以上の星が接近してならんでいる場合があります。このような星を重星といいます。
重星の中には実際に接近していて重力の影響を及ぼし合っているもの(連星)もあれば、視線方向がたまたま一致していて実際の空間ではお互いが離れているもの(見かけの重星)もあります。連星の中には長期間の観測結果から軌道の求められているものがあります。

重星イメージ 主星(一般には一番明るい星)と伴星(一般には主星より暗い星)との距離を離角(または角距離)といい、秒の単位で表します。
伴星が主星に対してどの方向にあるかを表現するためには位置角を用います。これは、主星を中心に置き伴星の角度を北から東回りに測定した値で、単位は度を用いるのが一般的です。
連星の場合は主星・伴星の公転により、見かけの重星の場合は固有運動の差により、離角や位置角は少しずつ変化していきます。



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