しし座 R

しし座R

しし座Rは周期は312日の代表的なミラ型変光星(4.4等〜11.3等)です。ミラ型変光星は変光幅が大きく初心者にとっても魅力的な対象です。画像左は極大5日後の姿で5.5等程度です。右は極大前約3ヶ月の姿ですが8等まで回復しています。一見不変のように思える夜空の星も、ミラ型変光星を見ると刻々と変化していることがハッキリ分かることでしょう。
いったいなぜ光度を大きく変化させるのでしょうか?実はミラ型変光星は星が脈うつように、その大きさを変化させているのです。このような変光星を脈動変光星と呼び、変光周期が数百日のものを特にミラ型変光星と呼んでいます。
太陽のように安定して燃焼している星では大きさはほとんど変化しませんし、1年中同じ明るさで輝いています。ところが太陽も数十億年後には核融合反応の原料である水素が少なくなり、不安定な星になると言われています。地球上では生物が生きていけない環境になっていることでしょう。このことを考えると悲しい気持ちになりますが、避けることのできない宿命なのです。
我々の子孫がこの時を迎えるまでに直面するであろう種々の困難な問題を解決し、肉体的・文化的にも高度に進化して、その時を迎えるまで数十億年間かけて築き上げてきた地球の資産を他の星へ移植してくれることを願いたいものです。

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