金星の太陽面通過
2004年6月8日、金星の太陽面通過が122年ぶりに観測されました。日本では14時30分頃に金星が太陽面に接触しました。日本全国梅雨入りし天気の悪い場所が多く、この珍しい天文現象を見ることができなかった場所がほとんどだったと思います。私も14時から曇り空を恨めしく思いながら見上げていました。16時30分頃になって西の空の一部に青空が見え、急いで機材を車に詰め込み、青空を求めて移動しました。望遠鏡を通して見た光景は、不気味なほど異様なものでした。
金星の公転軌道は地球の公転面に対して3.4゜傾いています。このため、太陽と地球と金星が一直線になるのは、6月7日前後と12月9日前後に限られています。この時に金星が内合を迎えた時に太陽面を通過するのです。これは105.5年、122.5年周期でしか起こらないため、金星の太陽面通過は、非常に珍しい天文現象なのです。
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