冥王星

plutol 1996年5月23日
plutol 1996年5月24日

太陽系さいはての惑星、14等級の冥王星を実際に望遠鏡で確認することは困難です。冥王星は1930年トンボーにより発見されました。天王星と海王星の運動挙動が計算結果と一致しないことから冥王星の存在は予想されていたのですが、14等級と非常に暗いためなかなか発見されませんでした。発見後しばらくの間、直径6000km程度で岩石で構成される地球型惑星と考えられていましたが、その後の調査で比重は1.1、直径は2300kmであることが分かりました。1978年には衛星カロンも発見されました。
冥王星の軌道はその他の惑星の軌道とかけ離れています。極めて偏った楕円で、黄道面と17度も傾斜しているのです。
カイパーは、海王星の外側に彗星状天体の軌道があると考えました。1980年代になって太陽系の形成過程をコンピュータシミュレーションした結果この説は支持され、その軌道はカイパーベルトと命名されました。そして1992年、カイパーベルト天体の第1号が発見されたのです。
冥王星は現在、その特殊な軌道と物質的特性からカイパーベルト天体に属すると考えられています。さらに、海王星の衛星トリトン、ネレイド、土星の衛星フェーベもカイパーベルト天体と考えられています。
2006年の国際天文学連合総会において惑星の定義が決定し、冥王星は惑星の分類からはずされ、新たに設定された準惑星という分類に属するようになりました。

STScI Webサイトへ もっとも小さな太陽系外縁天体
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冥王星の新衛星
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ESO Webサイトへ 冥王星と恒星の接近
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