露出時間はどれくらい?

露出時間は、フィルムの感度、空の透明度、合成F値よって大きく異なります。また、使用する光学系やそのメンテナンス状況によっても変化します。
慣れないうちは、数段階露出時間を変更して撮影することをおすすめいたします。
神奈川県二宮町で良く晴れた日、ネガカラーフィルムを用いた時の露出時間の目安はおおむね下表のようになります。ポジフィルムを使用した場合にはこの2〜4倍露光した方が良いでしょう。
使用条件屈折系(ISO100)反射系(ISO= 50)
F=132   −   1/8 秒
F=175   −   1/4 秒
F=238 1/8 秒   −  

合成F値が2倍になると露出は4倍必要となります。
露出時間はフィルムの感度に反比例します。ISO=100のフィルム、屈折系の光学系を用いた場合、合成F=238で撮影する時は、露出時間は1/8秒が目安となります。
上表中印の箇所は、実績値が無かったので記載しませんでしたが、上の事項を参考にすれば容易に算出できることでしょう。屈折系は反射系に比べて、同じF値ならば露出は若干短くていいようです。
露光方法は、振動を防ぐため筒先開閉方式によります。このためフィルムの感度と合成F値の組み合わせで、露出時間は1/8秒以上になるようにします。
なお金星を昼間に撮影するには、屈折系の望遠鏡が良いと思います。それは、筒内気流が少なく、シャープな像を得やすいだけでなく、太陽を利用した金星の導入が反射系の望遠鏡では困難だからです。もしお手持ちの望遠鏡が反射系でしたら、明けの明星時に撮影するのが良いでしょう。

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