| 露出時間は、フィルムの感度、空の透明度、合成F値、そして撮影対象や撮影目的によって大きく異なります。慣れないうちは、数段階露出時間を変更して撮影することをおすすめいたします。神奈川県二宮町で良く晴れた日、露出時間の目安はおおむね下表のようになります。 | ||||||||||||
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| 乗鞍岳のような最高の環境下では、露出時間はこの表の1/2になります。表からわかるように、一般に土星は木星の4倍の露出時間が必要です。合成F値が2倍になると露出は4倍必要となります。露出時間はフィルムの感度に反比例します。たとえば、ISO=100のフィルムを用い合成F=132で木星を撮影した場合、露出時間は4秒が目安となります。 |
| 合成F値は以下の数式で容易に求めることができます。 合成F=(L/f−1)×F | |
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F:望遠鏡のF値(焦点距離/口径) L:拡大レンズ(アイピース)〜フィルム面までの距離 f:拡大レンズの焦点距離 | |
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たとえば、F=10のシュミットカセグレン望遠鏡に焦点距離8.02mmの拡大レンズを用い、拡大レンズからフィルム面まで114mmに設定したとしましょう。この時の合成Fは、
フィルム面までの距離を変更(左図参照)したり、異なる焦点距離の拡大レンズを用いることにより、合成Fを広範囲に選択することができます。ただ拡大レンズによっては、フィルム面までの距離の最適範囲を指定しているものもあるようです。 合成F値の選択は撮影結果に大きく影響します。合成F値が大きいほどネガ上での惑星像は大きくなり、見ばえのする写真を得ることができます。しかしながら、露出時間は合成F値の2乗に比例するのでFが大きすぎるとシャープさは低下する傾向にあります。私は、木星、土星いずれの場合も合成F=132で撮影しています。 |