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望遠鏡が一定の温度になっていないと、望遠鏡内部で温度差による気流(これを筒内気流といいます)が発生してしまいます。この状態ではシンチレーションが悪い時と同様に像が安定しません。シュミットカセグレン望遠鏡は大口径であるために、なかなか一定の温度になりません。私は28cmのシュミットカセグレンを用いて惑星を見る時には、少なくとも2時間は屋外に放置して外気温になじませています。 惑星が良く見えない場合、それが筒内気流によるものか、それともシンチレーションが悪いためかは、恒星像を観察することにより判断できます。上の図を見て下さい。シンチレーション判別方法と同様の方法で恒星像を観察します。シンチレーションが良くて筒内気流が残っている場合、ピントをずらして見える恒星像のリングが幾重にもコントラスト高く見えますが、リングに時々歪みが認められます。このような時はもうしばらく望遠鏡を外気温になじませましょう。これに対してシンチレーションの悪い場合、リングはコントラスト良く見えません。 |