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メシエ天体を一晩で全て観望してしまおうという企画が、1970年代後半アメリカの天文雑誌で発表されました。この耐久天体観望は「メシエマラソン」と呼ばれ、世界中の天文マニアに受け入れられるようになりました。 メシエ天体とは、18世紀のフランスの彗星捜索家メシエによりまとめられたものです。小型の望遠鏡でも見やすい星雲星団のカタログで、天文を趣味としている人にはなじみの深いものなのです。 メシエ天体は春分点(うお座にあります)の周囲には不思議と無く、このため太陽が春分点の近辺に来る3月にメシエマラソンのチャンスが訪れます。 私は、メシエ天体のように小型の望遠鏡でも楽しめる魅力的な重星の分布をプロットした結果、いて座、やぎ座、たて座、わし座にポッカリ空洞が空いているのに気づきました(右図:太陽の位置は1月21日時点)。この時期は夜の時間も長いため、全天の見ばえする重星を一晩で見ることのできる可能性があるのです。 魅力的な重星の総数は131個。5分/個のペースでいかないと完走できません。ただ、メシエ天体と違いファインダー内で確実に対象を確認できるので、訓練を積めば可能だと思います。中には悪条件下で観望しなければならない対象もありますが、この過激なマラソンにあなたもTRYしてみませんか? |
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