国際結婚奮闘記

4.忍耐の家庭生活篇

わがまま妻中心の我が家の平均的な一日

起床 私   午前 5時から 6時の間        
愛妻  午前10時から11時の間。中国人は一日10時間睡眠を取るのが普通だと確固たる信念のもと譲らない。       
国が違うとそんなもんかなアと最初に寛容さを見せたのが、そもそもの大間違いであった。
噂をすればなんとやら今おきてきた、今日はチョット早目の9時半。

AM11時
〜12時
ヌボーと半分覚醒の状態でスッピンの顔がおぞましい。    
100年の恋も覚めて当たり前、「お昼なに食べる〜」 毎日これを聞いてると反射的に背筋に冷たいものが流れる。        
何にするったって、弁当買ってくるかラーメンの二者択一しかねえじゃネェか!

12時〜
PM3時
やっと目が覚めてご機嫌うるわしく、おもむろにPCと対峙。
メールの返信や英語試験の勉強。下半身はまだパジャマである。        
洗濯は着る物がなくなるまで基本的にはやらない合理的さ。
だから着る物がいよいよなくなった日が、たまたま雨模様でも洗濯はヤル。
干すのは午後ゆっくりとした時間なってしまうので夏場ならまだいいが、それ以外は夜通し干しっぱなしで次の日を迎えることもシバシバ。        
結婚して早4年を迎えようとしているのに、「私は外国人だから」と近所付き合いは殆どしない。ゴミすら集積所に持っていった事がないから、近所の奥さん方と顔を合わせた事もなく、すこぶる評判が悪い。       
ちなみにゴミ出しと家の掃除はいつの間にか私の仕事になってしまった。          
その他はプールや図書館にいったり、たまには男とデート(本人は英会話の勉強と云っている)自由満喫。
        
PM3時
〜PM5時
繁華街を自由散策、デパート巡り。     
帰るついでにスーパーに立ち寄り晩餐の買物。
一日の内で、唯一主婦らしい行動に出る時間帯。
考えるのが面倒なのか例によって電話あり、「夜なに食べたい〜」昼と同じ様に背筋に冷たいものが走る。

PM5時
〜PM6時
だらしなくビニールの買物袋を下げてご帰還。     
「アー〜暑い!疲れた!」まずはソファにドッカリ。無情にもビニールの中で溶けてゆくアイスクリーム。 早く冷蔵庫に入れんかい!         
私は急ぎの見積もりの仕事を一心不乱にウンウン唸り、無い知恵を搾出すように苦闘6時間、あと少しで完了近し。
夕飯は最愛の奥さんと一緒に食べたいとの思いで必死の形相。
         
突如パ〜〜ンと停電 「ヌヌッ!どしたんだ!」慌てて階下に直行          
件の女房殿は「私のせいじゃないよ」と、平気でのたまう。          
我が家は電気の使い過ぎから戒めの意味も含め、60Aから40Aに下げたのが運のツキであった。
エアコン何台も付けて炊飯器、電子レンジ使えばブレーカーが落ちるのは自明の理。 なによりも亭主が6時間苦闘の証はどうしてくれんだー!          
日頃仕事の見積もりは、使い慣れたワープロでやっているので、努力の結晶も一瞬の内に水泡に帰してしまった。  
ウチの奥さん曰く、・・・・・・「どっかに記憶していると思うよ」
ワープロはPCと違うんじゃイ!アホ! 憤懣ヤル方無し。
まだゴメンナサイと謝れば可愛いのに「私は絶対に悪くない」の一点張り。
・・・・・・・・「この中国人のバカ女め」と腹の中で叫ぶ。
延々昼間の記憶を辿りながら見積もりをヤリ直す可哀想な私でありました。


PM6時
〜10時
3時間後、時計も9時を過ぎやっと終了。「アイツも腹空かしているだろう」    
きっと打ちひしがれているに違いないと階下へ・・・・・・な、な、なんとウチの奥さんはとっくにお済みでくつろいでいました。
私の顔を見るなり「食べる〜?」 「ええ〜〜い!いらんわい」と喉元まで出かかった言葉を飲み込み、ひとり寂しく憐れを誘う晩餐でした。          
ちなみに内容は人様に言うのもはばかれる、冷奴半丁と家内の食べ残し酢豚少々と中華風味噌汁の平成残酷物語でした。

PM10時
就寝
無言の抗議抵抗。何か言ったら最後その3〜4倍は返ってくる事を考え自重。               
イェラン(私は家ではイェランさんと呼んでいる)は気侭に英語やPCをやって、おそらく就寝AM1時頃と推定。

と、マアこんな具合です。決してフィクションではありません、念の為。
艱難辛苦を乗り越えて、これが男の生きる道・・・・・・・・・イヤダァ〜

5.恐怖の家事分担篇に続く・・・・

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