バイク&フィッシング/四国編

■四国岬巡り 室戸〜足摺〜  2006/9/22〜24


走行Log

 6時に起床、9時のフェリーを目指して7時半に出発した。10メートルほど走ってバイクレーダーのLEDが脱落しているのを発見。停車して元の位置に貼り付けようとするが、粘着性を失った両面テープは付くはずもない。とりあえずスターとさせよう一速に入れたとたんにエンストしてしまった。エンジンが暖まってないのか?と思案しながら再スターとをさせると、こんどは【即納可 】 【送料無料!】外でも使える「ナビ革命」 メモリーカードカーナビゲーション 迷WAN...レーダーV17m-Ri(今なら送料無料!!) 【ユピテル(YUPITERU)GPSレーダー】サンバイザー取付可能モデル...迷WANの電源が入らなくなった。


電装ON

 ガーミンGPSに加え、迷WANとレーダー探知機をシガーソケットに追加したものだから、おそらくヒューズが飛んでしまったのだろう。全国交通安全期間中なので、レーダー探知機を持たないで行くってことは、時間と金が無駄となり、免許停止の最悪パターンも考えられる。汗だくになりながら路上で各ヒューズをチェックしたけど、どれも切れていない。仕方か無いので戻って原因を突き止めるべくカウリングをバラすことになった。

 バイク用レーダーLEDを所定の位置にもどし、追加して取り付けたシガーソケットを取り外して、ヒューズの道通を測定したがどれも切れていないし通電もしている。・・?
電源を入れなおすとシガーソケットのパイロットランプは点灯し、レーダー探知機や迷WANのイルミネーションが輝き何事も無かったように機能し始めた。

 作業により1時間遅れの8時半に出発したので、今度は10時にフェリーに乗船できるはずと思っていたが、通勤時間と重なって10分のタイムオーバーとなり、結局11時のフェリー乗船となった。


四国の高速・・のち片側通行

 大歩危小歩危を経由し室戸岬を目指すことにした。昼を回っているので高速を利用して川之江市まで時間短縮のため利用する。片側一車線の高速道はそれほど利用者もなく軽快で、低いフェンスから田んぼ風景を眺めながら進んで行と、途中、高速道路では初めてとなる片側交互通行に遭遇してしまった。

 国道32号線の『大歩危、小歩危』は前回来たときにさすがだとプチ感動を覚えたのだが、今回は、アレレーもう過ぎたの?って感じでクライマックスを迎えることなく、気が付けば高知の手前までやってきていた。

 高知市の手前で55号線を東に折れ室戸岬を目指す。広島を出発してからここまでの道筋は、動脈道路になるのかして車の後ろを淡々と付いて行き、前方の視界が開けることのない面白みの無いルートだった。

 更に、道の駅『大杉』を過ぎて大豊トンネルを抜けると、今回初となるレーダーに遭遇する。トンネルを抜けて『GPSを測位しました』とユピテルがアナウンスすると同時に「ステルスです!」と警告が鳴った。
初めての警告なので戸惑ったが、軽トラックの後ろに付いていたので、取り立てて速度を落とすこともなく通過できた。トンネルを通過した後での取り締まりは、対向車からのパッシングを受けることは無く、トンネルで飛ばす癖があるライダーは格好の餌食だ。

 ほー、このレーダーなかなかやるじゃないか!
レーダーのおよそ100m前ほどで警告してくれるので、イヤホンからの情報を感じとって、アクセルを緩めブレーキをかければ十分にかわすことは可能だゾ。(^_-)-☆


室戸へ向かうR55

 03’年度版の中国四国ツーリングマップルの86ページには『地元スーパーで「鰹たたき」を 都会のものとは比較にならないうまさ&安さ』と紹介されていたので、注意して探したが見つからず(多分無くなった)一キロほど過ぎた道の駅「キラメッセ室戸」で立ち止まる。

 駐車しようとするマーチに乗った女性と目が合い、ヘルメットを取っていると「何か声を掛けましたか」と笑顔で聞いてきた。
いや、何も」と野暮ったく応える。
夕日に沈む太陽を撮影しマップルを見ていると、先ほどの女性が戻ってきて今度はこちらから声を掛け「仕事の帰りですか」と・・。
話が弾んで今夜の宿に来ないかという。
へへへ・・。(^_^)v
だけど、あなたが女性だったらね!
だってさ。
タタキの美味しい店を知っているけど、今夜はキャンプで持ち帰りのタタキを探しているのじゃ駄目ネー、と 
駄目うちされた。
トホホ・・。


室戸岬夕陽丘キャンプ場

 教えてもらった街中のスーパーで鰹のたたきを入手し、「ライダーズイン室戸」を横目で見ながら「室戸岬夕陽丘キャンプ場」へたどり着いた。誰もいないキャンプ場だったので全てを見回し、トイレと炊事場に近い区画にキャンプを張った。今夜は一人だけのようで、カンバンには連絡先の項目がガムテープで隠され値段も掲示されていない。平日は無料開放されているかもとかってに思い、ゴミ一つ落ちていない芝生や、綺麗な水洗トイレなど、定期的な手入れがなされているようで、無料であればこのキャンプ場は○だ。
 
 寝静まった夜中にローリング族と暴走族が現れたのに困ったが、強風が吹き荒れてテントがひっくり返りそうになりながらも、涼しく過ごせたので快適だった?。


室戸岬スカイラインより室戸市を望む

二日目


室戸岬は大荒れ

 6時に起床し7時に出発した。東へは向かわず西の足摺岬を目指す。
9時ごろに小用によったパーキングエリアで一台のバイクが止まっていた。
広い駐車場であったが、その隣に駐車して挨拶を交わすと、横浜から一気に四国へ来たのだという。
そのバイクはGSXR-1000Rの最新型。荷物は、タンデムシート上にタイチのバックとタンクバックだけのビジネスホテル泊まり仕様で、近所から日帰りでやってきたような手軽さだった。

 彼と別れてからひたすら東へ向かうも、またもやレーダーと遭遇。
こんどはフリー走行だったので警告音が鳴ったと同時に反応し、アクセルを緩めてやり過ごす。片側一車線の国道であるけど、巧妙に身を隠して対向車から見えないようにしているので、だれもパッシングで教えてくれない。
実際、卑屈な姿勢で息を潜め、獲物を狙う彼らは真剣であるが、後に待ち構えているサイン会場では、どういうわけか閑散としていたのはどうしてだろう。


足摺岬の定番場所で

 広島に住むようになってから、刺身を食べる機会がなく、最近は回転すしに活路をみいだし毎週食べるようになってきた。旅先でも、回転すしのカンバンがあれば飛び込んで食すのだが、海に近いから美味しく新鮮な寿司が食べられるとは限らなようだ。反対にまずいものもあって、四万十市(旧中村市)で20分も探したのに今日は残念ながらはずれの寿司に当たってしまった。2千円近も出せばチョットした刺身定食くらいは食べられたろうに・・・。地方は予算を上げて職人の店に入らないとだめかなー^^っと岬へ向かう。

 足摺スカイラインへの記憶に残る道のりは、行けども到着しない長い道だったように感じていたが、早足のムルティで来たのでそれほど遠く感じなかった。岬周辺は以前より観光客が少なく、自然の観光地に対し人々は魅力を感じなくなってきたようだ。しかし、ライダーやチャリダーは岬詣でがお好きなようで、今日も自転車に乗った女性や年配者たちが次から次にやってきて、旅の南国 四国を実感した。


叶崎灯台

 四万十川上流を目指すルートで帰路をとる。
同じルートで四万十川市まで戻るのは面白くないので、東へ回って同市までの迂回路を選択。
市内入り口のセルフスタンドで地図を見ていると、女店員が親切にも行き先を尋ねてきて見所を教えてくれた。大きな声と笑顔で非常に感じが良い。観光地としての使命感か、それとも四国民としての民族性の表れかわからないが、次回来るときもまたその笑顔に出会いたい。

 そうだ、九州では何処でもたくさんの挨拶をもらったことを思い出す。
スタンドに寄っては「こんにちは」「おはようございます」といわれ、インターチェンジでも挨拶があり、こちらも自然と応えるようになっていた。


沈下橋

 四万十川市から川の上流には数箇所の沈下橋があり、そのなかの一つ「釣りバカ日誌」のロケで使われたという橋で暫く過ごした。山側の橋のたもとには「釣りバカ日誌14 四万十ロケ記念 平成15年5月」とプレートが埋められていた。


四万十

 夕暮れ時、四万十川にそって上流へ登って行くが、今夜の食料を調達できないでいる。
四万十」=秘境、だけあってコンビニは無い。
個人商店しかなく、インスタント食品か菓子パン、カンヅメ類しか置いていない様子だし、海辺の宇和島市まで30キロほど行けば、コンビニやスーパーで買い物が出来るが・・と思っていると、ストアを発見
ここで食材を仕入れてビールもゲット。近くにあるキャンプ場へ手続きに行く。

USB扇風機===涼
 四万十川の畔にあるこのキャンプ場では、風が滞っていて温泉から上がった体には蒸し暑く、ビールと焼酎の汗がじわじわと噴出する。まるで蒸し風呂サウナ状態で、いままでは素っ裸になってダイソーの下敷きのようなまな板でしきりに扇いでいたけど、今回からはニューグッツを取り入れたのでパンツは脱がずにいられた。

 そのグッツとは【全国送料300円】e-LET’S 風光迷微3 ライト切替式USB扇風機 AIG-FAN5/U 風光迷微3と【全国送料300円】ELECOM USB扇風機 FAN-U11SVFAN-U11SVで、二つ揃って最強のテント扇風機となる。
風光迷微3』には単四電池ボックがついていて、風光迷微3のファンを回す電力としてと、USBパワーを供給する電源にもなる。セットで付いているUSBコネクタで『FAN-U11SV』を駆動させることもでき、LEDライトも付属しているので、地図を見るのにも威力を発揮する。

 気になる扇風機の性能は、FAN-U11SVはブーンと唸りを上げて羽を回わし、唸りを我慢すれば団扇で扇いでいるのと同等の涼しさを味わうことができる。一方の風光迷微3の風力は、静かで上品な風鈴を鳴らす程度の風力で、クールダウンした状態では十分なそよ風が吹く。それぞれ強弱の扇風機を使い分けることで、快適な夜を過ごせることになり、アウトドアであってもテント内では電子機器に包まれる生活か続く・・。


四万十ひろばキャンプ場

三日目


彼岸花

 田んぼの端を中心に、彼岸花が綺麗に紅に染めていた。
中国南部や四国北部、高知などの南部地方にも一斉に咲いていて、四国南部ではまだ見なかったススキとは対象的である。中国、四国と緯度経度問わず咲いているのには、腹時計のようなカレンダーでもあるのかもしれない。


またもやカルスト

 またまたやってきました四国カルスト。
四国へ渡れば必ず来ている自然観光の一等地。今回は南方から入ったせいで始めての逆コースとなった。感じ方はそれぞれ違うが、自分は北からのルートが良いと思う。狭い上り坂を登りづめて急に視界が開けるカルストの爽快感は感動モノで、滑り台の階段を登って頂上から緩やかに下って行くような感じだ。南からのルートもじわじわとクライマックスを迎えるが・・。


向こうの山へ行ってみたい

 カルストの大杉?だったか忘れたが、道路を進んで行くと行き止まりとなり、駐車場では3名の男女が車から出てきて登山靴に履き替えていた。バイクに跨りながら案内板を見ると、その木へは800メートルほどなのに随分と重装備をするなと思っていた。まっ、山を侮る無かれかな。私も行こうとしたが、ムルティが心配だし、なんと言ってもバイクウエアで歩くと汗を掻き、後の不快感がたまらないので諦めた。最近は灯台にも近寄らなくなってきているし、足を使わなくなってきた。


生きている山脈↑オンマウス

 カルスト高原を下ると、横浜からやってきているGSXR1000R氏と再遭遇、今からカルストに登ると言う。
案外四国は狭い。
 カルストの良さを再認識し、前回マラソン大会のために途中までしか縦走できなかった石鎚スカイラインへ向かう。西からのルートも二回目で、前回のジェベルで来た時より映像が早送りのように早い。アベレージスピードの違いが景色の流れを速くさせ、過ぎ去る景色に対し思考が追いつけないでいる。
草木や花の模様が確認出来た先回とは違い、ただのグリーンの山肌にしか見えなかった。
スピードによってこうも感じの違うツーリングとなるのかと、頂上に到達してからは意識して低速走行で走ることにした。昨夜から補給していないガソリンを節約するため、下りはニュートラルに入れて惰性で行く。
 石鎚スカイラインを過ぎて194号線と合流する林道でのトンネルで、一台のバイクを前方に確認した。次第に追いつき暫く追走すると、ジェベルXCであることが分かった。自分と同型種を後ろから見るのは初めてで、ハンドルカバーがやや大きく目立つ以外は、案外いけているなーと思う(^_^)。

 あまり林道が続くものだから不安になり、地図で位置を確認すべく停車した。エンジンを切ると一気に静寂が訪れる。道は間違っていなかったので、エンジンを掛け再出発すると、程なくして先ほどのジェベルがこちらへ向かってきた。軽く会釈してみるが、なぜUターンして戻ってきたんだ?
まさか、後続のバイクが来なくなったので心配で見に来てくれたの?

 スピードを押さえながら走っていると先ほどのジェベルが追いついてきた。
194号へ入り片側通行規制のため停車し、ジェベル氏と短い会話した。
先ほど抜いたバイクも後ろにつき、ゲートが開いて4台の高速ランデブー走行が始まった。
安全週間だって言うのに、もう!  
○○速度でもみんなついてくる^^。
ついにピッピーとレーダー探知機が反応した。
すぐさまオフするとともに急減速。
緩やかな高速コーナーを曲がったところでやっていました!
すぐ後ろへついていたジェベル氏など、急に減速したものだから何事かと思ったに違いない。

 危険地帯を抜け出すと再ダッシュして平地へ向かう。街まであと少しというところでエンジンがブルルルーと止まりだした。
先ほどガソリンが少ないことを話していたので、ジェベル氏も路肩へ止めてくれ、自分のタンクからガソリンを抜くしぐさを見せながらペットボトルか空き缶などの容器が無いかと探してくれた。
先ほど遭ったばかりなのに、親切な人だなー。

 ムルティのタンクはシート下にも繋がった長い形状をしているので、前後にゆすると残り少ないガソリンが移動してエンジンに再び火が入った。
これで後2キロの町中まで持ちそうだ。再出発して西条市の旧国道に以前給油しJAのスタンドが見えた。交差点に達したところでエンジンは止まり惰性でスタンドインすることにしたが、ジェベル氏は高松の自宅へ向かうた右折する。ありがとうの会釈と共にクラクションを鳴らして手を振りお別れした。
彼の行動からすると林道でUターンしてきたのは、後方の私が急に見えなくなったので、心配して来てくれたんだと確信した。
ありがとう。ブルージェベルさん!またどこかで・・。

 約300キロの走行で19リットルのタンクに18.8リットル入り、あと数キロも走れなかったに違いない。
下りのニュートラル走行が功を奏したのはうれしいが、途中からガソリンスタンドが無く、小さな店は廃業しているので、このルートに限らず四国の山中は早めの給油が必要だった。

 広島へ上陸しGSで洗車をしようとしたところ後輪に金属の異物を発見した。爪で抜こうとするけど食い込みが深く、抜けなかったので、ガソリンスタンドでパンク修理を頼むが、バイクの修理は責任を持てないからと拒否された。
エアーは抜けていないので自宅近くまで行き、近所のレットバロンに飛び込んだ。

 四国へは4度目であるが、毎回ツーリストや地元の人々との会話が何処よりも頻繁にあるので不思議に感じる。自然以外にもこういった他愛無いふれあいが
旅のエッセンスとして心を潤してくれるので、毎回楽しみだ。

バイク&フィッシング/四国編