バイク&フィッシング/中国編

 bike touring

■野草を求めて    2006/7/23


走行Log

 梅雨の中休みの曇り空、ジェベルで出かけた。7時半から準備していたのに一ヶ月ほど乗らなかったせいで、バッテリが上がってしまい、ボボボッっと今にも掛かりそうだったが何だかんだで9時を回ってしまった。
目指すは大山・蒜山と進路を取るが、出発の時間が遅かったので晴天時にムルティで行くことにし、出雲方面の山間部へ向かう。

 市内を高速道で抜けて大朝までやってくる。ここから川本町までの261号線がメインロード。
ゆっくり走っても追ってくる車はいない。農家や咲き誇る野草花に目をやりながら北上し、小川の流れる田園で一服する。バッタやアマガエルなどの生き物や、初めて見る野草を撮影してひと時の開放を得る。


ムラサキツメクサ

 因原の道の駅に昼食に立ち寄る。仕事で昼頃に寄るときは月曜日なのでいつも休みのところだ。駅の入り口でツバメが盛んに鳴いていて、やや大きくなった雛が巣の下の地面で愛想を振りまいていた。親は心配で心配であたりを盛んに飛び回り賑やかなこと、2世帯同居なのでなおさらで微笑ましい。
昼食後、デジカメのモデルになってもらって、強くなりかけた日差しの中、折り返しに向け出発した。


ネジバナ

 帰路の県道6号線を南下すると栗屋トンネルに着いた。トンネルに入らず旧道を登っていくと暫く車が通った形跡が無い荒れたアスファルト路面があった。バイクを止めて耳を澄ますと小鳥のさえずりがこだまする。何処だと探すけど全く見つからない。地面に目をやると蝶やトンボが始めて人を見るように逃げもせず密を吸っていた。


不明

 数十メートル進んでは停車して写真を撮っていたが、車の通行は皆無で、堂々と道の中央に止めながら、1キロも満たない旧道で1時間ほど遊んでしまった。まるでチョウチョウ獲りにでもなったような気分だった。行き止まりかも知れない細道を行くときは、ムルティのようなビックバイクだと躊躇するが、やっぱりジェベルを購入し残しておいたのは間違いない選択だった。


誰も来ない旧道で

 中国地方という限られた圏内であると、遠くへ行きたいという衝動もあまり起きない。近くても遠くてもあまり代わり映えしないからだ。山村部を走っているとどこも同じ景色であるので金太郎飴のように思えてくる。だが自然はあるべきしてある存在、きっと何かが隠されているとこれからもアクセルを開けてゆく。

バイク&フィッシング/中国編