bike touring
| ■06’始動 〜関さば 2006/1/28 |

走行Log
今年は極寒の冬型天候が続いていたが、嬉しいことに久しぶりの土曜日が晴天となり、かねてから計画していた関さばを食しに佐賀関の「関の漁場」向かった
昨年の3月にも食べにやってきたが、漁業組合経営のため日曜日が休みで、とりありず近くの道の駅で関あじ・さば定食を頂いた経緯がある。
天候はぐずぐずしていたが正午を回るころには晴れ間が覗きだしてきた。途中、BMW氏とランデブー走行し別府方面へ抜けていく。

通いなれた国道になりつつ
ムルティのスピードメーターは液晶デジタルで燃料計や油温計など付いて多機能メーターとなっている。走り出して何か寂しい。時間を確かめようと液晶を見ると時計が表示されていない。路肩に寄せてBボタンを押していると表示されるようになった。しかし、今度は燃料系が表示されない。
時々表示される燃料計と時計が気になるが先へ進む。
途中の別府温泉で一風呂浴びて行くつもりで、格式有るレトロな雰囲気が人気の「竹瓦温泉」へ立ち寄った。だが建物には足場が組まれていて、工事車両も横付けされ外装の化粧直が施されていた。綺麗な外観を期待していたのに風呂だけ入るのは物足りない。化粧直しが完了してから入ろうと見送った。

竹瓦温泉
2時半に佐賀関に到着した。1年前に来ているのに場所の記憶がはっきりせず少し探したが「関の漁場」の駐車場へ滑り込ませた。駐車場は一杯の状態で、沢山のグループ客が来ている模様だ。一階は活魚や一夜干しの販売所とあるが、覗いてみると水槽があるだけで誰も居らず、向こう側の漁港が丸見えだった。
先客に続き二階へ登っていくと、案外広々とした座敷があり、2,30名は収納できるようだった。
一人なのでカウンターに座り、今が旬だと思って関さば定食を注文した。

漁協経営のお食事処
注文が来てからさかなを下ろして行くので15分ほど待つ。カウンター中では職人が声を掛けるのもはばかれるほど魚と対話しながら調理している。あたりを見回すと関さば、関あじについてのパンフレットがあったので暇つぶしに読んでみる。さばは1月から3月までが旬で、脂が乗った引き締まった身は最高だとある。方や関あじは夏場が旬だと出ていた。来ている客も下調べをしているらしくアジの注文は皆無で全てがさばであった。

関さば定食
お待ちかねの関さば定食が運ばれてきた。ご飯やその他のおかずはあくまで副菜。冷めていたり、硬かったりして美味しくない。でも、さすがに関さばをブランド化するだけのことがある。コリコリとする食感から味わいに至るまで絶品の美味しさだ。これは普段食している刺身のさばではない。言葉は悪いがゾンビ成分が釣り上げた直後から次第に高まっていく普通のさばに比べて、関ものはゾンビ成分が極めて少なく食卓に上がるころにも新鮮さが保たれているそうだ。皮付きの刺身なのだが、皮の味や食感を感じることは無く、新鮮な食べ心地と旨味だけが口の中に広がっていく。定食なので多分半身だと思うが、酒も無いのにこれ以上の量はさすがにくどくなるので丁度良いボリュームだった。
この地に思い残すことは無い。満足♪
別府に来たら関さばと城下カレイは是非食されよ。

久住の赤川温泉へ
美味いものを食べた後は、やはり温泉が待っている。温泉が先で美味いものが後だと更によし。
九州でお気に入りの『赤川温泉』へ向かった。西日も斜光し、日が暮れると凍結の心配がある。
さすがに源泉の冷泉へは入らず、温泉でタップリ疲れと冷えた体をほぐしてワン子の相手をして下って行った。

後ろからの車を気にしながら、凍結している国道を下って行くと、夕闇が迫ってきた。
昼間感じた状態と同様でライトの光軸がかなり低い。Aボタンを押しながらメインスイッチを入れるとムルティは上下に光軸を調整できるようになっている。路肩に止めて操作すると、なんと今度は上を向いてしまっているでは・・。三段階下げてみても水平より上にあり、この暗くなった久住から下るとなると対向車からのパッシングは明らかで、とても高速道路は走れやしない。
困った。
さっきドライブインのGSが空いていたので数百メートル戻って立ち寄り、ガムテープを借りてライトの上のほとんどを塞ぐようにテーピングした。

赤川の番犬
前方から確認しても眩しくない程度におさまり、家路を急ぐ。
途中、杖立て温泉の手前にある巨大な家族風呂の照明が、壁に浮かび上がって綺麗だったのでデジカメで撮影したが・・。

杖立て温泉
九州ともあと一月でお別れとなってしまった。
ツーリングで結構回ったつもりでいるが、やはり鹿児島へは数泊必要なため思い残すことも多い。
奄美大島へのツーリングを果たせなかったのが、特に心残りだ。
でも、仕事で最西端からの島や地方をほとんどを回ったので、雰囲気や土地勘はある程度身について見聞きして楽しんだ。
これからも誰かのツーレポを読むたびに、その光景が思い出させるので、懐かしさと共に望郷が蘇ることだろう。
次なる新天地、広島では山口、島根、岡山の地方をくまなく巡ってみようと思っている。
四国へも渡り、関さばの反対側の佐田岬の魚も食してみたい。
中国地方は九州ほど興味が湧くか疑問であるが、幸い九州にも近いことから、再度この地を訪れることもあり、胸に残る記憶との再会がたのしみでもある。