bike touring
| ■硫黄臭漂う濁り湯を求めて 〜雲仙温泉 2005/10/30 |
走行Log
10月に入ってからは、九州はこれでもかと言うくらい秋晴れが続き、前回に引き続き三週連続の温泉ツーリングに出かけた。
前回、雲仙温泉を通過したときは“地獄”から吹き出る噴煙に驚き、また沢山の観光客にビビッて素通りしたことがある。
黒川温泉や霧島温泉もそうだったし、人通りが多いとビビッてしまう性格で次回に繰り越すことがある。

干潟が彼方まで続くような有明海
雲仙へは南周りの佐賀県経由で行けばそれほど時間が掛からなかったし、ゆっくり普賢岳でも見ることが出来ただろうに、ルートを誤った。
唐津から202号で下がれば最高のルート選びだったが、323号線を進行方向とは逆の東へ向かってしまい、「いくら行っても佐賀じゃないか」とバイパスを普通に来れば1時間ほどで来るので間違ったことを愚痴る。
中国地方の山中でも入っているのか、と錯覚するような平凡な山道を南西へ向かった。

カキ小屋
鹿島市へ入る海岸線の207号線に入ると、やたら「カキ焼き」のカンバンが目立ってきた。
13時前とあって小腹がすくころ、雲仙の小浜へ行ってスープチャンポンを食べないとだめなのだが、次々現れるカンバンに我慢ならず飛び込んだ。
カキはカゴに一杯で千円、とまあまあのお値段。焼き網の方は無料のマキ(早い)と有料の炭火(美味い)があって、野外で食べる早くて安いマキを選択した。
帆立貝、一枚(400円)を追加して家族連れを尻目に一人バーベキューの昼食となった。
カキの焼き方は、膨らんだ方を下にして少し口が開いたら食べごろだと・・。
始めは分からなかったけど、観察するうちに我慢ならずに殻が「パッカッ」と割れて食べごろを示してくれたので、次々と口に運ぶことができた。
あっちっちと頑張って全て頂いた。ホタテは最高!カキの味は?ご推察。


蛇の目
「外戸本(ガイドボン)」に出ていた小浜市内の「蛇の目」に向かう。
外戸本によれば「雲仙に立ち寄ると80%の確立で食す」とスープチャンポンがお勧めらしい。
到着してみると、外戸本に掲載されなければ絶対来ることは無い地元密着型のすし屋であった。座敷では昼間から飲み会が開かれていてにぎやかだ。雑誌で紹介されてからは土日には観光客(オレみたいな)がちらほらやってくるらしい。板前がすしネタを捌いている前のカウンターに座り、スープチャンポンを注文した。10分後に出てきたチャンポンは・・・。
トマト、半熟たまご、海老、お肉とバラティーに富んだ具が入り、まろやかな味で美味しかった。
これも長崎という土地柄で、各あるチャンポンの一つだ。
他にも個性的な美味しいチャンポンがあるはずなので、次回は自分の足で探し出そう。
普賢岳に登っていき雲仙温泉に到着したのは15時半。
13時には到着し普賢岳を見て回りたかったが、ルート間違いとカキ小屋で寄り道したのでこの時間となった。
例によって人が一杯だったので温泉地帯を通過していまい、Uターンして温泉街へ再突入した。
雲仙小地獄温泉館を探すが見つからない。
駐車場前で立ち止まっていると、駐車係の婦人が声を掛けてきて「温泉は入るのだったら、そこが100円で安いよ」と教えてくれた。地獄谷も近いことだしこの駐車場をベースと決めた。

雲仙地獄
大衆浴場に入るには入浴券が必要と、50m下がったところの店にチケットを買いにいく。
小さな店は飲茶を飲ませてその効能や美味しい入れ方を説明しているようで、2名座って紅茶を頂いていた。チケットを買いに入ると直ぐに券を渡してくれ、服装をみて「バイクですか、寒いでしょう。」と言われたので「暖かいです」と訳の分からない返答をしてしまった。
今日は暖かいので快適ですよと言うべきだったが・・。
大衆浴場で汗を流した後、駐車場の後方から雲仙地獄へ入っていった。
岩盤から水蒸気が吹き硫黄臭が立ち込める遊歩道を進むと、温泉宿へ引き込まれるパイプが幾つも岩盤に設置してあり生きた温泉を引き込んでいるのが見える。
湯煙が切れて時々覗く泉は、ぐらぐら沸騰し、水柱を立てて跳ね上がり、不安定な火山活動で爆発しないのが不思議なほど。
涼しい気温の中、夕暮れ時の遊歩道を歩くのは非常に気持ちがよい。雲仙地獄に住み着く猫と戯れながら、今夜宿泊できたら最高なんだけどなーと思ふ。
でも明日は仕事だ、さあ帰るか。
お土産の温泉たまごを購入し出発した。

高速で帰ってきたが、ETC割引が適用されないのがなんとも不合理、ようやくテスト段階に入ったようだが、九州在住中に是非とも欲しいところだ。