バイク&フィッシング/九州編

 bike touring

■久木村の長崎ちゃんぽんを目指して〜島原・天草、阿蘇へ   650km 2004/5/6
 阿蘇周辺の検索で美味しいものはないかと探していると、久木野村に美味しいと評判の名物ちゃんぽんがあることが判明。ここのところのラーメン三昧の食生活から当然試食して見たくなり、ショートツーリング兼ねて食べに行った。だが、直接直行すると速く到着し、店がまだ開いてないかも知れず、回り道をしてから帰りにでも寄ろうと考え、前回行きそびれている雲仙辺りを周遊してから行くことにした。


走行Log

 目が覚めるとまだ4時半。まだ早いなと再び眠り込むが好天の期待が膨らんで寝付けず、出発の準備に取り掛かった。久しぶりの早朝だが、辺りはもう明るく平日のためトラックがやたら多い。トラックで渋滞している国道3号線を抜け34号線に入ると、早起きの甲斐あり前後には車は無く、佐賀県を60キロで軽快に進むことが出来た。ただ、今回の服装はメッシュウエアに夏用グローブ、その上から一枚ウインドブレーカーを着込んだだけの有様だったので、気温8度では体が強張り、10度を超える8時過ぎまでは、ウインターウエアで来るべきだったとしきりに悔やんだ。


雲仙普賢岳へ向かうR389

 怖い名前の国道444号線を走行し、多良岳を越えて長崎空港がある大村市に入った。GWも終わり9時前の通勤で諫早までの34号線は渋滞している。すり抜けで東へ向かうが、昨日購入したジェット型のヘルメットはバイザーが無く、斜めから照射する朝日を防げず、寝不足と共に顔が歪んでいく。

 サングラスがほしいと思いながらさらに東へ進むと、諫早湾埋め立てで有名な例のギロチン水門が見えてきた。記念撮影も考えたがTVと同じなのでパスし、普賢岳目指して389号を登っていった。ここまで来ると、さすがに交通量はがた減りで、数台の観光バスとドリンクなどを運ぶ営業車しか見当たらなかった。前方に普賢岳が大きく見えてきた。やや靄っているのが残念だと思ったが、近くに見える森林は色鮮やかに輝き綺麗だ。春は靄の掛かることが多い季節だと先日どこかで聞いたような・・。


仁田峠循環有料道路の展望台から普賢岳を望む↑オンマウスでアップ

 国道を登りきったところで、頂上へ進む有料道路がある。バイクは250円と比較的安く、反時計回りの一方通行をさらに登っていく。先ほど来た道を眼下に捉え、来るはずも無い対向車を気にしながら一車線の道を登っていくと、普賢岳が一望できる展望台が現れた。通行量の少なさから貸切かと思われたので観光客がいたので少し残念だった。

 さらに進むと観光地化された大きな駐車場があり、さらに景色のよさそうな山の上にいけるケーブルカーも用意されていた。バイクライダーは展望台で休憩しているのでここではせいぜいトイレを借りるくらいで、おそらく素通りし先に進むことになるだろう。見るべきとこは展望台がメインであるが、普賢岳を近くに見ることが出来きたので良かった。


公共の湯「浜の湯」

 硫黄臭のする蒸気が湧き出る温泉地帯「雲仙地獄」を抜けて平地へ下ってくると、小浜温泉(おばま)がある。共同浴場は2箇所あるが、今回は街中にある「浜の湯」に入った。番台があるので銭湯様式であるが、入浴料は150円(町内50円!)と銭湯より安く、鍵のロッカーも10円と超格安で驚いた。

 旅館に並び、ちゃんぽんの看板がやけに目に付くと思っていたが、長崎ちゃんぽんの店が10件ほどあり、むかしから湯治客が出前など昼食を取っていたそうな。いわば準メッカだ。そうとは知らずすぐ近くのリンガーハットでちゃんぽんを食べたのであった。


島鉄フェリーで天草下島へ渡る(30分:1,040円)

 温泉と長崎ちゃんぽんで火照った体を冷やすため、メッシュのウエア一枚になりサンセットロード(251号)を時速60キロで、右手に海を眺めながら軽快に走行していった。12時を回ったところで、海岸線の岩や浜が大きく露出しているので引き潮のようだ。引いた岩場でのりを取っていると思われる人がたくさんいた。口之津港に着くとフェリー待ちの車が20台ほどあった。この前みたいに閉鎖されていなくてほっとした。12時30分発の便にはあと15分ほどあり、切符を購入して1番コースの前で待機していても、大きく口を開けたフェリーに乗り込む気配がなく、やや心配になってきた。ようやく5分前になりバイクが一番に通され順次車も入っていった。波も無く綺麗な景色を見たかったが、睡魔に襲われ30分の眠りのあと鬼池港に到着した。


R251、R324、R389の海岸線はノンストップライン


牛深市周辺図

 ロザリオ・サンセットラインは右に静かな海を見ながら走る快適なロードで、とっても気持ちがいい。道幅も広くノンストップで太陽を浴びながら走れるところはそう多くはない。国道266号線の終点、牛深市でUターンし、快適路と別れて海沿いの県道26号線を、本渡市まで上って行った。森林の中の一車線道路は大好きだが、この道に多くの村が点在しているため、人の飛び出しに注意して行かなければならず疲れる道だった。


干上がった入り江でアサリ狩りをしている人々

 天草上島のロザリオライン(324号)は快適な道であるが交通量が多く、のんびり走っていると後ろから煽られ、80キロで流さないといけない道だで、反対に50キロほどで走る遅い車もいて、ペースが掴み辛い。

 時刻は午後3時を回り、干潮への引きはもうすぐピークを迎えようとして、所々でアサリ狩りをしているのが目に付く。うわさには聞いていたが、潮の干満が激しく日によっては7mにも達することがあるそうで、湾によっては半分近くが干上がり沖にいる人たちが小さく見える。


渚100選、御興来海岸(おこしき)の干潟

 渚100選に選ばれている「御興来海岸」は、干潮時には沖合いへ4〜500mほど干潟が現れ、こんな綺麗な波紋が自然によって作られたことに感動を覚える。偶然にもこの時間帯に此処を訪問できたことがすごくラッキーで、阿蘇の火口を毎回見ることが出来たことなど、良いことが続いている。


沖へ4,500m伸びる道路、満潮時は沈む


アサリ

 干潟の先端まで行ける防波堤道路?を先端まで進むと、どうしてトラックばかりなのかと約50台の車が駐車していて、長靴を履いてアサリを懸命に掘っていた。上の写真は1時間半ほどの狩果で、アサリの粒は大きく自分で食べるために掘っていたそうだ。


海水が無くなってしまった漁港


大窪橋↑オンマウスで説明看板


全長90mの霊台橋

1847年製造の単一石造アーチでは日本一だそうで、砥用町の誇る文化遺産の一つ。


マグマラーメン↑オンマウス

 国道218号線から443号線を北へ上がりミルクロードを経て久木野村へ入ろうとしたが、夕暮れに急ぐあまり左折場所を大きく通り越してしまった。大きく迂回路を取り、暗闇の中牧場道を通ってミルクロードに入ろうとしたが、また迷い込む恐れがある。手堅く行こうと、256号から県道28号線に入るルートを選択したが、道が新しくなっていたようで、またしても曲がるところを見過ごしてしまった。

 暗闇で地図は見えずカーナビだけが頼りなのだが、地図が古くてこいつも当てにならない。ちゃんぽんを食べて締めくくらないと、この旅は未完に終わる。小さな町に入り込み旅館の前で地図をにらみ、泊まろうか進むか思案していたが、ウォーキング中の人に場所を尋ねてみるとかなり西へ行き少し南へ下ったところに有ると言う。街灯の無い真っ暗闇の道を「木の香湯」目指して遠いな−と思いながら進んでいった。

 28号線へ出てもなかなかたどり着かないため、不安になってきたが、ようやく目印の温泉が現れた。向かいにあるはずの「きらく食堂」はすでに閉まっていてThe endである。アーァ折角来たのに、まだ8時だよん。作戦ミスったか。
しかし、こうなるだろうともう一つのターゲットを用意していたのだ。ここから数百メートルのところに有るマグマ食堂」である。

 一番高いマグマラーメンを注文し、待つこと数分。阿蘇五岳をイメージしたと言うトッピングに凝ったラーメンが運ばれた。
早速パクつくが、麺がウマい!博多らーめんの麺より気持ち太く、固めの俺好みの歯ごたえだ。
麺をモットー!と替え玉を頼むが、メニューには無く大盛りだけの対応だった。

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