バイク&フィッシング/四国編

■B級グルメツーリング 10円すしとねぎラーメン   2007/4/27〜28
 5時過ぎに目を覚まして準備に取り掛かる。昨夜のうちに荷造りを済ませていたのに結局8時を回っていた。いつもこうだ・・。竹原から中四国フェリーで今治を目指すため高速を利用する。このところの陽気に誘われてウェアは春秋用を着てきた。カウリングから流れた冷風が二の腕に当たり制限速度以上に飛ばすことができない。職人の店によって398円のハイネックを買い足した。薄手たがこれで速度を10キロ上乗せできそうだ。

 10時にフェリー乗り場に着くも次の便は11時までなかった。急いで搭載したに崩れしそうな荷物の積み直しなどで時間を潰していると、いつの間にかフェリーが目の前にやってきていた。
今回の目的は国道439号、通称「与作」を走破することと、今治市の10円寿しを目標にきた。
フェリーに乗り込み4年前のガイドブックを見ているとおいしそうなラーメンがあった。これもオプションで入れておく。ルートや日程は特に決めていなかったので、航海中に店の所在地と与作をどこまで遡るかとルートをシュミレーションした。

 程なくして今治に到着、頓田川を超えて県道38号線を暫く進むと「きむら自動車」が左手に見てきた。その裏手に10円寿しがある。鼻が利いたらしく珍しくも一発でたどり着いた。赤い暖簾は焼肉屋かホルモン屋のようなイメージで、江戸前すしなどの面影はない。暖簾をくぐって入るとって行くと、地元人らしき2名の男女が別々にカウンターで寿司を食べていた。カウンターにはおばあちゃんが一人で、何を注文すればよいのか分からず「寿司・ムニョムニョ・」と言うと奥に姿を消して裏から旦那を呼んで戻ってきた。
カウンターの冷蔵陳列棚からトレイを取り出し、あらかじめ切ってあった魚で手際よく握りだす。イカだけはわかるが、他は白身系で識別できない。

 暫くすると、親指大のにぎり寿司が一杯のった木皿が出来上がった。小さいながらもワサビが効いた握り寿司は、数えると25個も乗っている。追加注文も考えていたが、ツミレが入った大きなお澄ましも食したのでお腹がいっぱいになった。
一個10円なので×で250円プラス税となり、2百円のすましとで475円だった。後からきた若いビジネスマンは寿司だけ注文していたが、口にさえ合えば265円は案外お得かもしれない。
 一杯になったお腹をさすりながら店を出ると、曇り空から晴れ間がのぞき気温が上がってきた。B級グルメ第二段の「ねぎラーメン」はここから2時間はどの丸亀市にある。ホームページで調べたところ土日営業のみで時間も制限があるということなので、明日の夕刻に訪問することにした。


1 3時を回っているので今から南下しても高知市、もしくは四万十へでステイすることになるなど考えながら漠然と南へ進む。
 西条から194号を南下し高知へのルートを走る。動脈道路だけあって交通量が多く、車の後塵を浴びながら進んだ前回のツーリングであったが、今日は平日なので交通量は少なく軽快だ。車のいない開けた景色はすばらしく、見慣れた標識さえなければ外国を走っているようだった。

 そんな道も高知に近づくにつれ車が増えてくる。高知手前で33号線に入ったころにはキャンプ地を探さなければならない時刻となった。海岸線にあるキャンプ場の多くが期間限定で、通年空いているところが少ないため、なるべく山中にベースをとることにした。コンビニで酒と食料を買い込み、ツーリングマップルに乗っているキャンプマークを探し出す。33号線沿いの越知地区にキャンプ場が点在していて、その中から2箇所回って「本村」にテントを張った。簡易トイレと水道つき、無料である。しかし唯一の娯楽であるAMラジオが渓谷に囲まれていたので、一局(900kHZ)しか入らなかったのが面白くなかった。

二日目

 昨夜はいつ終わるかと、我慢強く聴いていたクラッシック音楽だが、根負けして寝てしまったので5時に起床した。6時すぎに四万十へ向けて出発すると、土曜日だけあって早くから働く人々の往来で車が多い。国道を走る限り、日中と変わらない量があり、朝焼けにに照らされたひと時の静寂を感じることはできなかった。それでもアベレージスピードは日中とは比べるべくもなく、朝からもたもたした車に遭遇しなかったので軽快に飛ばして行けた。


8時過ぎに四万十市へ到着し、国道439号線の始点にたどり着いた。安並の「水車の里」を見学していよいよ北東へ遡る。この国道は四国へ来るたび何らかの形で通行しているが、前回ジェベルで来たときにあまりにも交通量の少なさと、閑散とした村々の状況に驚き、始点から終点までの道のりを改めて確かめたくなったのだった。

 驚きを与えてくれるはずだったこの道も、すでに頭の中では先を読み、一度も“与作”を♪口ずさむこともなく通過してしまっていた。バイクのアベレージスピードや季節感などの違いだろうが、あっとゆう間に次の町へ到着してしまう。まだかまだかと一向に現れない人里に、僻地の果てのように感じた前回とはまったく違ったツーリングとなった。

 ますます狭く曲がりくねる与作ルートはもう終わりにし、大歩危小歩危を通って丸亀市へ北上する。目指すは“ねぎラーメン”。10円寿司と混合していたのか16時までの営業と思い込み、急いだ甲斐あって15時30分に到着した。ガイドブックには600円と出ていたが、4年が経過した現在は800円になっていた。店内は取材を受けたときのVTRがTVから延々と流れていて、バラエティー番組の格好の餌食になっているのか・・利用しているのか。


ねぎを売り物にしているだけあって、見た目が勝負のラーメン。
お味は?

 店を出て今から山中へ入ってキャンプするつもりだったが、気力がなくり2泊の予定を切り上げることにした。
帰路は初めて通る瀬戸内中央道路、広島まで高速道路で一気に帰ったのだった。

ムービークリップ パート1(3017kbps)  スモール(709kbps)
ムービークリップ パート2(3017kbps)  スモール(709kbps)


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